シャツとフュージョンとSteven Universe

• Steven Crewniverse Behind-The-Scenes Universe: Sorry to do this everybody. New episodes will...

#49 "Jailbreak"以降、2度のstevenbombがあった北米CNでのSteven Universeだけど、9月までいったんお休みらしいですね。 何回か放送予定が変わってたみたいですが。。

というわけで、このへんでまたいくつか感想でも。

#52 Shirt Club

スティーブンが描いたグレッグの絵を市長の息子バック(Buck)がTシャツにして配りまくる、という話。

ここ最近、ペリドットの件で比較的緊迫した話が多かったんで、ジェムも魔法も全く関係ないこういう話はなんか新鮮だな！

自分の絵が意図しない形で使われてしまっていることに気づいたスティーブンは大慌てでパールさん達に助けを求めるが・・・ いや、今回明らかにクリスタル・ジェム案件じゃないから！！

邪悪な魔法のTシャツが人々を苦しめていると勘違いするパールさん。 なんだこのすれ違いネタww

しかしスティーブンが普通のTシャツの話をしていると分かった途端、この態度である。 ガーネットさん、こういう時ほんと何もしないなー。

どうでもいいけど、この回、パールさん達は何をやってたんだ？ 何かスツールのようなものを組み立てようとして、失敗しているように見えるけど・・・。 いろいろとシュールすぎる。。

#60 Keeping it Together

ペリドットの行方とその真の目的を探るため、スティーブン達は再び「幼稚園」を探索する、という話。

"Jailbreak"以降、行方をくらませているペリドット。 これまでも見つけられなかったわけだし、ペリドットもバカではないのでそう簡単に見つけられはしないだろうが・・・

と思ったらなんか普通にいたwww

もうこいつ、下からせり上がってくるだけで面白いわww ズルいなー。

ペリドットって、下っ端のイメージが強いからどうも甘く見ちゃうけど、さすがモダンジェムだけあって多彩な能力があってしぶといですね。 なんだかんだ言って逃げられてるんだよなー。

ともかく、ペリドットが何をしていたかを調べるため、スティーブンとガーネットは幼稚園のオペレーション・センターへ。

そこで二人が目にしたものとは・・・

手足がつながった怪物のようなジェム！

この怪物、手足の造形が妙にリアルで、シリーズ最悪レベルに気持ち悪い。力が弱いのが逆にゾンビっぽくて怖い。

どうやらこの怪物はバラバラにされたジェムのカケラが強制的にフュージョンさせられたモノってことらしいですね。 ホームワールドの新技術ってこと？

そしてバラバラにされたジェムは、かつてローズさん達とともにホームワールドと戦ったジェム、ということかな？ 戦争の時に捕虜にされて、実験体にされてしまったんだろうか。

こんな形で強制的に合成されることをフュージョンとは認めないガーネットさん。

ガーネットさんの、"You forget you are ever alone."っていう言葉がイイですね。 何千年もの間、ほぼずっとフュージョンしっぱなしのガーネットさんだから言える重みがあるというか。

#64 Keystone Motel

前回のパールさんの件で怒りが収まらないガーネットさんが怒りのあまりルビーとサファイアに分離する、という話。

怒りが収まらないのはルビーもサファイアも同じなんだけど、怒り方に温度差があるせいでモメちゃったって感じなんすかね。

というかこの二人、物理的な温度差もスゴいww こういう対極的な二人がフュージョンするからこそ、ガーネットさんみたいなバランスのいい戦士になるのかな。

この状況でグレッグが意外と冷静なところがイイですね。きっと以前にも何回かこういうことがあったんだろうな。 まあ恋人同士、たまにケンカすることくらいあるってことか。

グレッグは朝になれば仲直りすると言ったものの、一向に機嫌を直す様子がない二人。

・・・なんだけど、サファイアが泣き出してしまうことで空気が一変、途端に優しくなるルビー。

なんだろうな、いやイイ話なんだけど、なんだこのメロドラマ感。。 この後完全に二人だけの世界に入っちゃうもんだから、置いていかれたスティーブンの後頭部が哀れすぎるww

極めつけはルビーのセリフ "You know what's nice about being split up?" "I get to look at you" ですよ。 イケメンかよルビー！！

ということで、ガーネットさんのフュージョンの強さがよく分かる話でした、と。

それにしても、フュージョンって最初出てきた時は単なるドラゴンボールパロディのパワーアップ技だと思ってたんですが、 いやまさかここまで深く世界観やテーマに結びついた概念になるとは。 それもフュージョンの素晴らしさ、おぞましさ、危うさを全て同じ重みで描いているところがスゴい。