2014年3月8日土曜日

コミック版Adventure Timeの世界 (Vol.4)

コミック版Adventure Timeのレビュー、今回はTPBの最新巻Vol.4をやります。今回も本家に全く引けを取らない自由な展開がテンコ盛り!

マジックマン編

プリンセス・ティー・パーティに乱入したマジックマンを止めようとしたフィンとジェイク。 なんとかマジックマンは追い払ったものの、二人は怪しい魔法のせいでまともに喋れなくなってしまう! という話。

いきなりやりたい放題のマジックマン。こいつは根っからのパーティ・クラッシャーだなあ。

右下にいるのはコミック版オリジナルプリンセスのウォーター・プリンセスですね。この人、どことなくデザインが和風でいいな。

で、魔法にかかったフィンとジェイクは言葉を喋れなくなるんだけど、なぜか絵文字で喋ることはできるみたい。なんだこれwww

マジックマンをどうするかはプリンセス・バブルガムが作戦を考えるとして、二人はいったんツリーハウスに戻ることに。

めちゃくちゃ絵文字で会話する3人。 あんまり困ってねーな!! ナレーションまで絵文字だwwww

忘れられたダンジョン編

いつものようにアイスキングと戦っていたフィンとジェイクは、偶然にも謎のダンジョンを掘り当てる。 それはアイスキングがはるか昔に作ったダンジョンだった!

ダンジョンと聞けば黙っていられないフィンとジェイクはアイスキングとともに探索を開始するが、 そこには想像を超える怪物が眠っていたのだった。という話。

満を持してアイスキングにスポットライトが当たる今回のエピソード。 しかしアイス・キングダムにはこういった過去の遺物がホント多いんですよね。探せばもっといろいろ出てくるんじゃないか。

例によってダンジョンのことをほとんど覚えていないアイスキング。 しかしおぼろげな記憶をたどると、なんとこれはあのハンソン・アバディアとともに作ったダンジョンだとか。

今よりもちょっと若い二百年前のハンソンと、今よりもちょっと人間に近い二百年前のサイモン。そしてなぜかいるペパーミント・バトラー。。

あの魔王ハンソンとサイモンに繋がりが!? てか、こんな設定出しちゃって大丈夫か、コミック版Adventure Time!!

ともかく、アイスキングの作ったダンジョンを探索する3人。アイスキングが作っただけあって、中は氷の迷宮そのもの。ここのコマの割り方面白いな。

しかしこれだけのものを作っておいて、アイスキングはそれを全く覚えていないのだという。


記憶の儚さを語るアイスキングと、それを聞いてしんみりしちゃうフィンとジェイク。

アイスキングがいろんなことを忘れてしまうのは王冠の呪いのせいだけど、よく考えてみれば千年も生きていれば忘れっぽくなるのも、当然といえば当然なんですよね。

ああ、それにしても、忘れるというのはなんてイヤなことなんだろう。さすがにアイスキングほど長生きすることはないにしても、何十年かして、自分の記憶が衰えることを想像するとそれだけでゾッとする。

もうそうなってしまったら何かに書き留めておくなんてことも無意味で、書いたそばから自分がそれを何故書いたのかすら忘れてしまう。

ところで、コミック版のアイスキングは意外といろいろ覚えてますね。 TV版のアイスキングは、もはや自分がものを忘れてしまうという自覚すらないように見える。 まあどちらが本人にとって幸せなのかは分かりませんが・・・

で、なんやかんやあってアイスキングのダンジョンをクリアした3人は、引き続いてハンソンのダンジョンへ。

ハンソンのダンジョンはナイトスフィアをそのまま持ってきたかのような真っ赤なダンジョン!!

もう当然のようにいるペパーミント・バトラーwww フィンとジェイクもいい加減あんまりツッコまなくなってるな。

アイスキングのダンジョンに比べると、こっちのダンジョンは見所が少なかったかな。

で、ハンソンのダンジョンのボスを倒すと、突然第3のダンジョンへの入り口が出現!

アイスキングによると、ハンソンとの打ち合わせ中に突如現れたリッチが作ったダンジョンだという。

コミック版ではリッチはVol.1で完全に滅ぼしたはずだったんだけど、めちゃくちゃしぶといリッチのことだから、ダンジョンに何か復活のカギになるようなものを残しているかもしれない!

ということで、フィン、ジェイク、アイスキングの3人はポータルをくぐってリッチのダンジョンへ。 そこで3人が目の当たりにしたものは・・・

な・・・!? これはあの、ファームワールド!?

うおおお? この人は、まさか!! 一体何が起こってるんだ!?

うーん、ここから先の展開は恐ろしすぎてとても書けないなあ。 忘れるということはホント恐ろしいことだけど、覚えているはずのない事を覚えているというのは一層恐ろしい。

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