絶妙にイラっとくるワートだなー、これ。 もっとカッコいいシーンもいっぱいあるのになんでこのワートを選んだんだww
ということで、"Over the Garden Wall"のDVD届きました。
やっぱり字幕があると助かるなあ。 特に木こりさんのセリフは言い回しが難しいし聞き取りだけだとつらいですね。
今回のDVDには本編全10話のほか、いろいろ特典もついてきてます。
- Behind Over the Garden Wall
- Original Pilot: Tome of the Unknown
- Alternate Title Cards
- Deleted Animatics
- Composer's cut
- Commentary
Behind Over the Garden Wall
"Over the Garden Wall"製作のミニドキュメンタリー。
てっきり後からインタビューでも撮ったのかと思ったんですが、製作の真っ最中に撮っていた映像やインタビューを編集しました、という感じですね。
こちらはアデレード役、John Cleeseさんのレコーディングの様子。遠隔地のスタジオをSkypeでつないでレコーディングしてるんですね。 ・・・ていうかアデレードの声優さんって男性だったんだ。。
Tome of the Unknown
Over the Garden Wallのパイロットエピソード"Tome of the Unknown"も収録されています。
Tome of the Unknownはワート、グレッグ、ベアトリスのお馴染み3人組が不思議な本を探して旅をしている、という設定。 パイロットエピソードでは旅の途中で野菜のおじさんに出会ったりします。
Alternate Title Cards
ボツになったタイトルカード。"Cards"ってあるけど、1パターンしか収録されてないじゃないすか。。
Deleted Animatics
Animaticの段階でボツになったシーンがいくつか収録されています。 時間の関係でボツになったり、セリフが説明的過ぎてボツになったりしたようですね。
興味深かったのがこちらのボツシーン。 第1章でグレッグが木こりさんに殴りかかった後、ワートが"I told you forget that plan!"って言うシーンがあるんですが、 その後グレッグが"An elephant never forgets!"と言うシーンがカットされたそうですね。
グレッグのあの格好がゾウの仮装であることは後に明らかになるんだけど、ここのセリフはそれへのいい伏線になっていたと思うんですけどね。 ちょっと残念。
Composer's cut
全エピソードについて、セリフと効果音を抜いたBGMだけのバージョンが収録されています。 作業用BGMにするもよし、吹き替えに挑戦するもよし。
Commentary
さらに、全エピソードについてクリエイターのPatrick McHaleさんとアートディレクターのNick Crossさんのコメンタリーがついてます。 いくつか気になったところをかいつまんでおきますね。
Chapter 4: Songs of the Dark Lantern
この回のストーリーボードは大部分が"Adventure Time"クリエイターのPen Wardさんによるものだそうです。 この追い剥ぎ(highwayman)もPenさんのアイディアだとか。 こいつだけ妙にキャラが浮いてると思ったけど、そういうことだったかww
追い剥ぎのダンスシーンはロトスコープアニメーションのオマージュらしいですが、 誰もやる人がいなかったのでNickさん自らが手がけたそうですね。 YouTubeに製作過程が上がってます。
Chapter 7: The Ringing of the Bell
このエピソードはもともとパイロットと同時期に製作されたらしいですね。 かなりダークな内容なので、パイロットとしては野菜おじさんの話を採用したのだとか。
この回は大部分が民家の中のシーンですが、その時代考証の話が面白かったですね。
Over the Garden Wallの世界観は17世紀ごろをイメージしているらしいんですが、その頃はドアノブというものがなかったとか。 このシーンも最初はドアノブにイスを引っ掛けてロックしていたんだけど、後でそれに気付いて取っ手に引っ掛けるように変更したらしいですね。
さらに言うと、時代考証的には家の中は土間であるべきだったんだけど、ローナとワートが掃除できるようにズルをして板敷きにしたらしい。 「ネットで叩かれるかも?」と内心ヒヤヒヤだったそうですね。
しかしこのカメはなんだったんだろう? 第1章でも出たけど、結局謎のままだったような。
Chapter 9: Into the Unknown
ワートとグレッグが森に迷い込む前のお話、なんだけど、元々この話は第1話だったらしいですね。
ただ、二人がどうやって森に迷い込んだのか視聴者が知ってしまうと、「まあ結局最後は家に帰れるんだよね」と思ってしまってイマイチのめりこめない。 それよりか、森に入ったいきさつ抜きでストーリーを進めたほうが、「こいつら本当に家に帰れないんじゃないか」というサスペンスが強まる、 と考えてこの話をここに持ってきたのだそうです。 なるほどなあ。
Chapter 10: The Unknown
最後の方のシーンで"Clarence"の舞台アバデールの街並みが出てる件について。 たまたまPatrickさん達がClarenceのチームと同じフロアで仕事をしていることから実現したコラボだそうな。へー。
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