Adventure Time シーズン5.1レビュー、第4回は#128 "Another Five More Short Graybles"です。 個別のエピソードレビューは今回で最後かなー。
"Short Graybles"はシーズン4からたまにやっている、あるテーマに沿った5つのショートエピソードを詰め込んだ形式の話。今回でGrayblesシリーズは3回目ですね。
Grayblesって、まあ、ぶっちゃけて言ってどうってことない話が多いんだよなーって思ってたんだけど、今回は違った!! いや、5分の4は相変わらずどうってことなかったんだけれども!
夕暮れ時のツリーハウスで一人、アンニュイな様子のジェイク・ジュニア。それを見たフィンとジェイクはジェイク・ジュニアを元気づけるために(なぜか)タイム・マシンを作り始めるが・・・。
えーと他にもお話はあったけどあんまり印象に残ってないかな。とにかくジェイク・ジュニアのパートが面白かった!
本題のショートエピソードに入る前に、まずはいつもの丸いおっさんが登場。この人の英語はよく分からない単語(多分、未来のコトバ)が入り混じっていて解釈が難しいんだけど、本名はベイベル・キューバースプーン(Baybel Cuber Spoon)かなあ?
キューバーさんがまず登場して前説をやるパターンはこれまでの2回のGrayblesと同じなんだけど、今回はなぜか「Grayblesはやめて鳥の巣箱を作るところを見ましょうか」ということに。スタッフもこのパターンに飽きてきたのだろうか。
巣箱を作るキューバーさんだったが、鳥の出入り口の穴をどこにつければいいか忘れてしまう。そこでその答えを探すためにGrayblesを見ることに。結局見るのかwww
で、ここでしょっぱなから登場したのが・・・
ジェイク・ジュニア!! この前のエピソード#127 "One Last Job"にも出てたんで、まさかの連投ですね。
ジェイク・ジュニアはジェイクの子どもたちのうちの一人で、名前はアレだけど一応女の子。 なんでこんな名前にしたんだろう?もっとかわいい名前をつけてやればよかったのに。
ここからちょっと、ジェイクの子どもたちが出てきたエピソード#110 "Jake the Dad"を振り返ってみましょうか。
生まれたばかりの頃の子どもたち。左から、ヴィオラ(Viola)、ジェイク・ジュニア(Jake Jr.)、TV、チャーリー(Charlie)、キムキルワン(Kim Kil Whan)。
こうして見ると、他の子たちはかなりジェイクに似てるんだけど、ジェイク・ジュニアだけだいぶ違うんだよな。どうもジェイク・ジュニアは本来お尻があるべきところに顔があるような気がする。レイニコーン族のツノも、ジェイク・ジュニアはお尻についてるし。てことは、ジェイク・ジュニアの「口」ってもしかしてケツのあ(ry
でもなんとなく、ジェイク・ジュニアって子どもたちの中でもリーダー格だと思うんですよね。
ジェイク親子の合体技!!この時も司令塔となる頭担当はジェイク・ジュニアなわけで。
あと、ジェイク・ジュニアは結構よく喋るんだけど、その声優はKristen Schaalという方。Gravity Fallsのメイベルと同じですね。なのでジェイク・ジュニアの声ってもう完全にメイベルなんすよ。
"Jake the Dad"ではジェイクの子育ての様子が描かれたわけだけど、レイニコーン族は成長が速いらしく、子どもたちはあっという間に独り立ちしてしまう。一話限りの子育てエピソードということで、ちょっと物足りない気がした一方で、ホッとしたんだったっけ。
で、話を元に戻すと、今回再登場したジェイク・ジュニアは既に人間年齢に換算して30歳。どうやら将来について漠然とした不安を感じてアンニュイな気分になっていたようなんだけど・・・
そんな悩みを聞いたノーテンキなジェイクとフィンは、ジェイク・ジュニアのためにタイムマシンを作ってあげることに。
いや、まあもちろんタイムマシン「ゴッコ」遊びなんですけどね。でも30歳の娘を完全に子ども扱いするジェイクがなんか面白い。
ちなみにこのシーンでジェイク・ジュニアが飲んでいるのは赤ワインではなくイチゴジュース。ジェイク・ジュニアは髪の毛を伸び縮みさせて操ることができるみたい。このへん、ジェイクの魔力を受け継いでますね。
で、タイムマシンごっこを始めたフィンとジェイクは・・・
なんだこの謎の寸劇www い、一応このマットレスがタイムマシンということらしいけど。
ここまでくるとさすがのジェイク・ジュニアもイラッときたのか、"I'm not a little kid anymore"とたしなめるのだった。
そんなジェイク・ジュニアおかまいなしに、その後もタイムマシンごっこに熱中してしまうフィンとジェイク。タイムトラベルネタでは定番の「明日の新聞」もちゃんと作ったぞ!
そしてそれを生温かい眼(?)で見守るジェイク・ジュニア。もうこうなるとどっちが親なんだか分からないよ!
「ジェイクの子どもたちは成長が速い」設定は最初ちょっとガッカリしたんだけど、ここまでくるとまた違った面白さがあっていいな。 子どもの方がもう立派な大人になってるというのに、いまだに全力でバカやってるフィンとジェイクってあたりがイイわ。 こいつらにはいつまでもバカやっててもらいたい。
また、ジェイク・ジュニアもこのビジュアルとメイベルの声で、中身は完全に落ち着きのある大人の女性ってあたりがイイですね。Gravity Fallsと見比べると、なんかこう、ギャップがスゴい。
というわけで、シーズン5の新キャラ再登場でこれまでにない視点で楽しめるエピソードだったと思います。
ええっと、残り4つのGrayblesも一応おさらいしておきましょうか。
暗闇が怖くて眠れないシナモン・バンの話。このシナモン・バンはなんかいつもとちょっとデザインが違うような。目が大きいな。
DVDを見るアイス・キングとペンギンたちの話。ペンギンはいまだに何考えてるのかよく分からないところがあって、ちょっと怖いな。
レモングラブ兄弟の話。こいつらはなあ・・・ シーズン4以降もちょいちょい登場してはいるんだけど、情緒不安定過ぎるのか、バブルガムの対応に問題があるのか、素直に楽しめない話が多い気がする。今回の話も一応伏線にはなってるんですよね。
キツネさんの話。"Storytelling"や"Jake the Dad"で出てきたキツネさんと同じかな?このキツネさん、喋り方や行動に落ち着きがあって好きです。
で、今回のGrayblesのテーマは"Five Stages of Grief"だそうな。それは言われないと分からんなー。。
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