Adventure Timeシーズン5.1振り返り企画、3回目となる今回は#124 "Shh!"をやります。
タイトルカードにたくさんの水着のおねいちゃんが出てくる今回。どんなもんかと思ったらこいつがなかなかの異色回だった!とはいえ、ある意味Adventure Timeらしいのかな、と。
特に何の理由もなく「先に喋った方が負け」ゲームをやることになったフィンとジェイク。喋れないので二人はフリップを使って会話をするんだけど、事情を知らずにそれを見たビーモはフィンとジェイクの体が何者かに乗っ取られてしまったと勘違いしてパニックになってしまう。
フィンとジェイクはなんとか誤解を解こうとするものの、なにせ喋れないのでやることなすこと裏目に出てしまい・・・という話。
いや、もうほんと、これだけの話なんだけど、三者三様の個性が見事に描かれていて、単純なドタバタコメディにない味わいがスゴい。
フリップで会話するとはいえ、その場で何でも書いていいならゲームの意味がないということで、「フリップはあらかじめ書いたものしか使ってはいけない」という追加ルールを設定。なんだろう、これ、カイジっぽい。
ということで、ありったけのフリップを書きためてゲームスタート!!
ジェイク、最初っからトバしすぎだろwww ちょっと前のジャンプにラジカセで喋るひとが出てくるマンガがあったけど、アレを思い出した。
こういうゲームは小器用でしかもムキになる性格のジェイクの方が得意っぽいですね。
一方、これに対してフィンはじっと手を見る・・・
ダメだこれはwww なんかもう、心構えの段階からジェイクに負けてるというか、そもそもこういう状況を想定していなかったというか。
で、結局出したフリップがこれですよ。うわー、30秒間こんなフリップばかり書いていたのかと思うとキュンキュンくるわ!こんなに純粋なフィンは久しぶり。
そうこうしているうちに、ビーモ登場。
この回でビーモが流すBGMは"LAKE"というバンドの"No Wonder I"という曲。LAKEはエンディングテーマの"Christmas Island"も歌っているバンドですね。LAKEの曲はいくつかWebサイトで聞くことができます。
"No Wonder I"はこちら。
今回、セリフがほとんどないのでとにかくこのBGMが目立つんですよね。涼やかなメロディと透き通るような歌声が素晴らしい!
フィンとジェイクが全く喋らないので、ビーモは異変を感じて壁の向こう側に逃げ出してしまう。
ガクブル状態のビーモwww
さて、このまま放っておくわけにもいかないので、フィンとジェイクはなんとか誤解を解こうとすることに。
とりあえず、ジェイクが小さくなって壁の向こう側に潜入。ツリーハウスの裏側には実はいろいろと不思議な生き物がいるのだった。
壁の中にいた、ちっちゃい小説家(?)のおっさん。いつからここにいるんだろう??特にジェイクと絡むこともなくスルーされてしまったけど、だからこそ余計にシュール。アートスタイルも普段のAdventure Timeとちょっと違う感じだし。
ジェイクはビーモを見つけたものの、ビーモはフィンとジェイクが誰かに体を乗っ取られたと信じ込んでしまっていて、取りつく島もない状態に。
部屋に戻ったジェイク。次の作戦はというと・・・
ロムカートリッジの匂いで誘い出す作戦!いや、たしかに新品のカートリッジは独特の匂いがするけどそんなバカな・・・
出てくるんかいwww
ここまではうまくいったんだけど・・・
フィンとジェイクがこんな感じで出てくるもんだから結局台無しに。怖いわ、お前ら!
一方そのころ、ツリーハウスの外ではビーモがパーティに呼んだビキニのおねいちゃん達(Bikini Babes)が大量発生しているのだった。
このおねーさん達、セクシーなんだけど、かわいいんだけど、Adventure Timeに出てくる他のキャラに比べて体のバランスが全然違うせいか、なんかちょっと不気味に感じてしまうな。肌の色も変わってるし。
なんて思ってたら・・・
飛んだー!ほんとなんなんだろう、この人たち。
この、「特に意味もなくビキニ!」「特に説明もなく空を飛ぶ!」っていう、何も考えてないテキトーな感じ、なんか久しぶりだなー。
さて、フィンとジェイクはフリップを分割して全てを説明する文章を作成。この文も二人の思いやりが伝わってくるなあ。ミステリー映画とかの新聞切り貼り文みたいで若干コワいけど。
だけどそもそもビーモが壁の中から出てこないと意味がないので・・・
壁を破壊!いやいやいや、それをやったらいかんだろww
壁だけ壊してビーモを外に連れ出すつもりだったものの、フィンとジェイクは勢い余って天井まで壊してしまう。すると・・・
空からビキニのおねーさん達が!!わーい!
そして最後は(なぜか)フィン & ジェイク vs ビキニのおねーさん達のバトル!という展開に。バトル・・・っつーかなんというか、踊りながらイチャイチャしているだけのようにも見えたけど。なんだろう、このシュールなバトル。BGMがまたしても"No Wonder I"(アレンジバージョン)だし。
で、最終的にはジェイクが喋ってゲーム終了という、特にオチらしいオチもなくフェードアウトするように終わるんだけど、その辺も含め極限まで肩の力が抜けているこのエピソード、シリーズ通して見てもなかなか独特の雰囲気があってイイですね。特にシーズン4から5にかけてはかなり深刻な話もあるんだけど、そういうのだけじゃなくてこういった「遊び」の多いエピソードがあると見てる方も安心して楽しめる気がするなあ。
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