2013年9月29日日曜日

"Bad Seeds"と"Pig Goat Banana Cricket"、あと"Super Macho Fighter"

北米Nickelodeonで"Bad Seeds"と"Pig Goat Banana Cricket"という2作品のシリーズ製作が決まったという話。

"Bad Seeds"は森の悪ガキ3人組のお話。多分、青いトリっぽい子が主人公のハーヴィー(Harvey)君。クリエイターは"Chowder"のC.H. Greenblattさん。

もうずいぶん前からパイロットの製作をしてるって話をtumblrで見てたんだけど、無事シリーズ化が決まったんですね。よかったよかった。

ただ、放送開始は1年後くらいになりそうなんだとか。長いなー。

2013年9月28日土曜日

Ben 10 Omniverse シーズン4(?)は北米CNで10/3から

北米CNのBen 10 Omniverseの新シーズンは10/3から開始だそうです。

初回のエピソードはかねてからアナウンスがあったように、"T.G.I.S."か。

ヤバい、思ったより早いじゃないか!! 実はコレに向けてちょっと前から"The Secret Saturdays"を見てるんですが、まだ4話までしか見れてない。。"The Secret Saturdays"の感想はそのうち書こうかと思ってます。

Adventure Time シーズン5.1 落ち穂拾い

ここんところAdventure Timeシーズン5 前半戦のレビューを続けていましたが、今回で最後ということで、これまで取り上げなかったエピソードからいくつか拾い上げてみます。

いろいろネタバレもあるかもしれないのであしからず。

five stages of grief

先週書いたAdventure Timeのレビューで"five stages of grief"というのが出てきましたが、どうもこれ、カートゥーンでたまに見かけるなあと思ってちょっと調べてみました。

といっても、軽くWikipediaを読んだくらいなんですが。

"five stages of grief"とはアメリカの医師エリザベス・キューブラー・ロスが唱えた仮説で、(重病などで)逃れられぬ死の運命に直面した人が感じることになる典型的な感情の変遷モデルのこと。この感情の変遷には以下の5つの段階(stage)があるらしい。

  1. 否認 (Denial): 自分が死ぬことを認めようとしない段階。「きっと何かの間違いに決まっている」
  2. 怒り (Anger): 理不尽な死の運命にやり場のない怒りを覚える段階。「なぜ自分ばかりこんな目に遭うのか」
  3. 取引 (Bargaining): 死の運命を回避する方法を探る段階。「金ならいくらでも払うからなんとかしてくれ」
  4. 抑鬱 (Depression): 死の運命に対し無力感と失望で満たされる段階。「どうせ死ぬのだから何の意味があるというのか」
  5. 受容 (Acceptance): 死を受け入れる段階。

他の4つはなんとなく分かるけど、「受容」段階だけは到底理解できないなあ。生きているうちにこの境地に至るには相当の修行を積まないといけないのかも。

なお、5つの段階はその全てをこの順にたどるとは限らず、また対象も死の運命だけに限らないらしい。

で、自分がカートゥーンで初めて"five stages of grief"を見たのは"Ruby Gloom"の#01 "Gloomer Rumor"ですね。

この話は、ルビーがみんなに内緒でサプライズ・パーティを企画するんだけど、その様子を見たフランクとレンが何をどう間違ったか、ルビーがもうすぐ死ぬのだと勘違いする話。 で、フランクがルビーの行動を見かけるたびに、"five stages of grief"の各ステージを引き合いに出すんですよね。

カートゥーンで直接「死」を扱う話はそんなにないと思うけど、他にも登場人物が衝撃的・悲劇的な事実を知ったときにたまに"five stages of grief"が引き合いに出されることがあったりする。

2013年9月23日月曜日

same old same old island?

ガレージバンドだか超能力ボックスだか知らんがTotal Dramaこそがカナダ最強!

と、いうことで先日から北米CNで始まっている"Total Drama All-Stars"、見てみましたよ。 今までは1シーズンが一通り終わった後にまとめて見てたんで、Total Dramaをほぼリアルタイムに見るのって実は初めて。

Total Drama All-Starsのキャラ紹介は以前書いたこれとかNicolさんの記事とかをどうぞ。

#01 Heroes vs. Villains

しょっぱなから眉間のシワがスゴいことになってるぞ、コートニー。。

オープニングに一幕あったものの、#01はなんというか良くも悪くも「いつものTotal Drama」といった感じかな。サクっとチーム分けして初日のチャレンジを淡々とこなす感じ。

そもそもTotal Dramaって面白い時とそうでない時のムラっ気が激しいんですよね。ヒドい時は1シーズン丸ごとあまりパッとしない話が続いたりする一方で、それらを全部チャラにしてさらにお釣りが来るくらい爆発的に面白いエピソードがたまーにあったりする。たまーにってどれくらいかというと、30話に1話くらいの頻度かなあ。もちろん、そこそこ面白いエピソードはもっとあるんですが。

なのでまあ、前半戦はこんなもんかと思ってたんですが・・・

2013年9月22日日曜日

Animation Magazineのインタビュー

Animation Magazineにいくつか気になる作品のクリエイターやディレクターのインタビューがあったのでメモ。インタビューの掲載順は僕の興味順にいじったのであしからず。

Animation Magazineということで、内容としては、作品の情報というよりかはアーティストの出自だとかアニメータを目指す人向けのメッセージとかが多いですね。

Rebecca Sugar

Steven UniverseのRebecca Sugarさんのインタビューがありました。お、この絵は初めて見るな。

Rebeccaさんは学生のときに「フィル・フェイス」でおなじみのPhil Ryndaさんに会ったのがきっかけでAdventure Timeのストーリーボードテストを受けたんですね。

2013年9月21日土曜日

Adventure Time #128 Another Five More Short Graybles

Adventure Time シーズン5.1レビュー、第4回は#128 "Another Five More Short Graybles"です。 個別のエピソードレビューは今回で最後かなー。

"Short Graybles"はシーズン4からたまにやっている、あるテーマに沿った5つのショートエピソードを詰め込んだ形式の話。今回でGrayblesシリーズは3回目ですね。

Grayblesって、まあ、ぶっちゃけて言ってどうってことない話が多いんだよなーって思ってたんだけど、今回は違った!! いや、5分の4は相変わらずどうってことなかったんだけれども!

2013年9月14日土曜日

Adventure Time #124 Shh!

Adventure Timeシーズン5.1振り返り企画、3回目となる今回は#124 "Shh!"をやります。

タイトルカードにたくさんの水着のおねいちゃんが出てくる今回。どんなもんかと思ったらこいつがなかなかの異色回だった!とはいえ、ある意味Adventure Timeらしいのかな、と。

2013年9月8日日曜日

Uncle Grandpaクリエイター Pete Browngardt インタビュー

ざっと要約すると、

  • Uncle Grandpaのオリジンは、Cartoon Networkに持ち込んだピッチ。Craig McCrackenとRob Renzettiに見てもらったらしい。 さらにその時、そのピッチがCarl Greenblattの目に止まり、Chowderの仕事をもらう。
  • Secret Mountain Fort Awesomeは、「Uncle Grandpaじゃ一つのショウとして足りなくない?」っていう意見があって出てきたスピンオフ。
  • Secret Mountain Fort Awesomeはメタル音楽満載の作品だったけど、Uncle Grandpaはもっと明るい感じの音楽にするらしい。
  • 作品のフォーマットは11分の枠に8分と3分のショートストーリーを突っ込むというもの。
  • 独特のアートスタイルはMAD Magazineの影響が強いのだとか。

個人的にはSecret Mountain Fort Awesomeとは何だったのかという件についてもうちょっと聞いてみたい気も。でも、いろいろ大人の事情がありそうだなあ。

2013年9月7日土曜日

Adventure Time #120 Puhoy

Adventure Timeシーズン5.1を振り返ってみる企画、第2回は#120 "Puhoy"を見てみます。

このエピソードって、ハッキリ言ってAdventure Timeではたまにある、「何がやりたかったのかよく分からんエピソード」だと思うんですよね。 普段、そういう話は見ても「ふーん」って思うだけでスルーしてしまうんだけど、この回だけはなぜかやたらと心に刺さったんだよなあ。 ほんと自分でも理由はよく分からないんだけど、印象深い、他に類を見ないエピソードだったと思う。

2013年9月1日日曜日

Random! Cartoonsを見る (5)

去年の6月に、ショートカートゥーン番組"Random! Cartoons"のレビュー記事を書いてたんですが、動画を見つけることができなかったエピソードが結構あったんですよね。

で、そんな未見エピソードのうちの一つを昨日不意に見つけたので軽くご紹介します。

#39 Samsquatch

雪男の少年サムとそれを追う珍獣ハンターのおっさんのドタバタコメディ。クリエイターはAdventure Timeのストーリーボードでお馴染みの、Adam Mutoさん。

この話自体はどうってことないんだけど、Mutoさんの作風を知る貴重な資料かな、と。