2012年9月22日土曜日

You just keep getting more and more ripped

コミック版Adventure Time #7 に登場する、クイーン・バブルガムとスーパー・リップト・アダルト・フィンを描いた。

"ripped"の意味はなんとなく分かるものの、正確にはよく分からなかったので調べてみました。 手始めにexcite辞書によると・・・

rip (1) 【動】【他】
  1. 引き裂く、切り裂く
  2. はぎ取る、裂き取る
  3. 裂く
  4. (木材を)縦引きにする

何か違うような・・・。じゃあDictionary.comはどうだろう。

ripped [adjective] [slang]
  1. drunk; intoxicated.
  2. under the influence of an illicit drug.

う、ちょっといかがわしい意味が出てきたぞ。ならばUrban Dictionaryはどうだ。

ripped
well defined muscles

それだ!!

ということで、だいぶ時間が経ってしまいましたが、Adventure Time #7 と、Marceline and the Scream Queens #2 について書きます。

前回、破壊されてしまった簡易型タイムマシンを何とか修理しようとするフィンとジェイク。

このタイムマシン自体は「時の砂」のようにちょっと過去の時点へ遡るためのものだったんだけど、 ジェイクとネプターが余計なことをしたせいで、フィンとジェイクはその精神だけが15年後の未来世界へと飛ばされてしまう!!

15年後のフィンとジェイクがこんな感じ。

身の丈ほどもある大剣に深紅のマント、そして機械仕掛けの義手と、中二的な小道具がテンコ盛り! ジェイクの方も定番中の定番と言える「顔の傷跡」オプションが追加されてる他、皮膚のシワやたるみが増えて老犬の風格が出てますね。 言うことなしの素晴らしいデザイン!

こうして未来世界にやってきたフィンとジェイクだが、15年後の未来は武装ロボットが徘徊する荒涼とした世界へと変貌を遂げていたのだった。 あー、なんか「時のオカリナ」を思い出す、この展開。

武装ロボット軍団に対抗するため、キャンディ・キングダムもご覧のとおり。ロイヤル・ガーディアンもレーザー砲を構えてます。

まあ、キャンディ・キングダムは君主がマッド・サイエンティストなんで、こうなるのに大した時間はかからなかったでしょう。

そうこうしているうちに当のバブルガムも登場。

・・・いいじゃん!

15年後ってことは、33歳か。なんかバブルガムみたいな知的な女性は多少年を重ねて落ち着きが出るくらいの方がいいような気がしてきた。

この15年でプリンセスからクイーンに昇格したバブルガム。 さらに右手を「サイエンス・ハンド」に改造してしまったらしい。サイボーグ好きだな、この人!

登場から5コマ目にしてすぐにフィンとジェイクの状況を理解したクイーン・バブルガムは、フィン達がもう元の世界へは戻れないことを宣告する。 一体どうなってしまうんだ!?

と、いうことで、いきなり風雲急を告げる展開になった今回のAdventure Time。 今回は状況説明が大半だったけど、次回からついにロボット軍団とのバトルがあるんですよね、きっと! フィンが右腕から大砲をぶっ放したりしないかなあ。

さて、お次はMarceline and the Scream Queensについて。

こちらはマーセリンとプリンセス・バブルガムにスポットを当てたスピンオフ作品なんですが、 スピンオフだけあってTV放送版とはかなり雰囲気や世界観が異なってますね。 そもそもマーセリンさんがバンド仲間とつるむこと自体、TV放送版ではあまり想像できない。

なので、TV放送版に思い入れの深い人は読んでて「あれ?」と思うようなところがあるかもしれないです。

今回マーセリンさんのバンドが訪れたのは「ミスフィット・シティ (Misfit City)」。 王国でも集落でもなく、シティってあたりがTV放送版とはだいぶ違うなーと思うのですよ。

そしてそこでマーセリンさん達はヴァンダルスタイン卿という人物に出会います。 この人、一見するとヒューマンっぽいんだけど、やっぱりヒューマンじゃないんだろうな、きっと。

ヴァンダルスタインは有名なレコードレーベルの名プロデューサらしく、 メジャーデビューを目指すバンドメンバーは浮き足立ってしまう、といった展開に。

音楽産業が成立していることもAdventure Timeの世界観からすると自分にとってだいぶ意外なんですよねー。 話としては面白いんだけど、Adventure Timeでやらなくてもいいような気もしてくる。

でも普段はあまり見られないマーセリンさんのこういう表情は好きです。

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