`back-quoted`: 秋冬のClarence

今年の春から北米CNで始まった"Clarence"。 12月初めにドカっと新エピ来たのもあって、もう29話まで行ってるんですね。

夏までのClarenceって、ちょっとノスタルジックな感じのイイ話が比較的多かったと思うけど、ここ最近はメタギャグやシュールなギャグを織り交ぜた話が増えてるような気がしますね。イメージとしては"Chowder"と"Adventure Time"の間くらいかなあ。

個人的には、8月にやった#16 "Slumber Party"以降は単体で心に刺さるエピソードはそんなにないんですが、ところどころの小ネタやシチュエーションはいろいろツッコみどころがあって面白いですね。

「クレヨン・グループ」に編入されることになってしまったジェフがカンシャクを起こすというお話。

このクレヨン・グループってのはいわゆる習熟度別学級ってやつですね。ぶっちゃけて言えば成績によってクラス分けして、それぞれに合った授業をするっていうスタイルの授業法です。

習熟度別学級は日本でも何回か話題になってたけど、アメリカではどうなんだろうなあ。クレアランスの通うアバデール小学校では今回実験的に成績上位の「羽ペン・グループ」と下位の「クレヨン・グループ」に分けてみたということらしいので、少なくとも一般的ではないのかもしれない。

羽ペン・グループとクレヨン・グループの様子。男女比偏りすぎだろwww もしかして羽ペン・グループの男子ってブリーンくらいか？

ところで、ここでチェルシーが羽ペン・グループなのが意外だったんですよ。 "Dinner Party"の時とだいぶキャラ違くないか？チェルシー。

と思ってたら、なんと成績分布も明らかに。おお、これは興味深い。

ブリーンがトップなのはまあ、分かるとして、チェルシースゴいな！トップグループじゃないか！

一方、他の男子で比較的成績がいいのはジェフ、ダスティン、ネイサン・・・あれ、ネイサンってこの前"F"とってなかったっけ？

で、クレアランスはパーシーよりも成績悪いのか・・・

それにしてもこの話、"I want my life to be better than theirs!"と堂々と言ってのけるジェフの心の闇を丸ごと描き出してるあたりがスゴい。クレヨン・グループに入るのがイヤだというのもそうだけど、「平均」だからということで納得してしまうのは何故なのか。

クレアランスと同級生のブレイディ(Brady)が学校から歩いて家に帰る、というお話。

日本の小学校では徒歩で通学するのは珍しくないけど、アメリカの小学校から歩いて帰ろうとすると大変なことになるなあ。学校からちょっと歩くとすぐにこんな荒野に出るのか！

荒野どころか徒歩でグランド・キャニオンに行けるのかよwww

クレアランスたちの住む町、アバデール(Aberdale)はアリゾナ州らしいですね。これがアリゾナクオリティなんだろうか・・・

あとこの劇画はなんなんだwww

クレアランスが近所のレストランでブラインド・デート中のベイカー先生を目撃してしまう話。

珍しくクレアランスが混乱してるww でも気持ちはよく分かるなあ。学校の外で先生とバッタリ会うとなんか気まずいのはなんでだろう。

クレアランス老もなんなんだろうな、この人。何をメモってるの？ベイカー先生の友達とはどういう関係なの？いろいろ謎に包まれていて気になる。

クレアランスたちがベルソン家でお泊り会するという話。

スウェット姿のベルソンママも気になるけど、この回のハイライトはやっぱり・・・

女装クレアランス。なんか異常に似合ってるぞ！

クレアランスが近所の診療所の待合室でなんとかしてキャンディを食べようとする話。こう書くとなんのこっちゃって感じだけど実際そういう話なんだからしょーがない。

待合室にいたティニア(Tinia)ちゃんがかわいいな。考えてみるとクレアランスが年下と絡むのって初めてな気がする。

ティニアは母親が放任主義でキャンディ食べ放題。そこでクレアランスはティニアからキャンディを貰おうとするんだけど、見返りにいろんなことをやらされるハメになる。ティニアちゃん、この歳で男をもてあそぶとは！

でもこのへんとか見るとティニアちゃんも結局クレアランスと遊びたかっただけなんじゃないかなーって思ったんですよね。何より普段バカばっかやってるクレアランスがここではちゃんと「お兄ちゃん」していて、なんかスゴい新鮮。ここで終わらせておけば普通にイイ話だったのになあ・・・

それはそうとブチ切れたティニアちゃんのママが超コワいww SEもいい仕事してる。

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