"Steven Universe"、年内放送分の#35 "Lion 3: Straight to Video"まで見ました。
Steven Universeって、去年の秋からたまに休みを挟みつつもずっと続いているイメージがあるけど、話の内容的にはやっぱり#26 "Ocean Gem"で一区切りですよね。 そう考えると今は実質シーズン2に入ってるってことかな。
この作品、正直、初めの頃は話がよく掴めなくてなんだかなという印象だったんだけど、1年かけてじっくり掘り下げてきて今はだいぶ面白いことになってますね。 特にここ最近はクリスタル・ジェムの秘密が明らかになるうちに人間との「ズレ」が大きくなってきて、 そのちぐはぐな感じがコメディとしてスゴい面白い。
ここ最近の話だと、#32 "Fusion Cuisine"と#33 "Garnet's Universe"はほんとに面白かった! Steven Universeって普段、意外とギャグ要素は少なめだと思うんだけど、この二つはなぜか異常にギャグが冴えてたと思う。
#32 "Fusion Cuisine"
いろいろあってコニーちゃんの家族とファミリー・ディナーをすることになったスティーブン。 母親のいないスティーブンは、かわりにクリスタル・ジェムのおねーさん達を三重合体させて連れて行くという暴挙に出る、という話。
上のシーンだけでもだいぶシュールなんだけど、この回は他にもいろいろ細かいところが面白いww
ガーネットさんは静かにパニくってとんでもないコトを口走るし。
アメジストさんは漫☆画太郎先生のキャラみたいになるし。
パールさんに到っては食べたもんをリバースしそうになるし。
もう三者三様ヒドすぎるww
パールさんはものを食べるのが苦手なんですね。 クリスタル・ジェムは食べなくても生きていけるんだけど、パールさんは咀嚼してグチャグチャになった食べ物が体を通り抜ける感覚が気持ち悪いんだとか。 そんなふうに考えたこともなかったわ!
こんな感じで、クリスタル・ジェム独特の感覚のズレがいい感じのギャグになってるんですよね。
「1000年間 晩メシ抜き!」って言うガーネットさんも、ここまで来るとまるで冗談に聞こえないスゴ味があるから余計面白いww ガーネットさん本気だ!
と思ったら、「そんなことをしたらさすがにスティーブンが飢え死にしてしまう」とたしなめるパールさん。 ああよかった、パールさんはまだ人間の常識があるわー。 あぶないあぶない。
「でも1000年間 TVなしね!」 カブせボケかよ、パールさん!!
#33 "Garnet's Universe"
ガーネットさんの単独ミッションの様子をスティーブンが想像で描く、という話。
この話、どうせスティーブンの妄想だから何やってもいいやっていう、開き直り感がスゴい!!
ガーネットの(想像上の)仲間、ホッピーとホッパーがかわいい。 しかしどっかで見たことあるデザインだな、こいつらwww
ホッピーとホッパーって、それぞれアメジストとパールの声優さんが声を当ててるんですよね。 しかも丸っきり同じ声質というわけではなく、よくよく聞いてみれば同じ人だと分かるという感じ。
他にも、フォックスマンはラース、リンゴォはロナルドと同じ声。 なので見てるとまるでパールさんやラースがスティーブンの妄想に付き合って声を当ててくれたかのような、 リアルな劇中劇を見ているような不思議な気分になる。 こんなやり方があるのか!
あとは何と言っても鉄板の少年漫画ストーリー展開がアツい!
一度コテンパンにやられて修行編に入るところとか、王道ですなあ。
そしてこの超重量ヘア! これピッコロさんがかぶってたヤツや!!
このシーンはもう何回見ても笑っちゃうなww こういう、普段あまり見られない劇画タッチのカットも面白い。
この回の話は、なんかこう、シンプルな悪者をシンプルにぶっ飛ばすって感じの爽やかな話でよかったですね。 Steven Universeって、意外とここまでシンプルな話はあんまりないんだよな。
0 コメント:
コメントを投稿