ここ最近毎週新エピソードがアップされていたSuperF*ckersですが、今週、シーズン1のフィナーレエピソードが公開されましたね。
いやー、一時期はパッタリと音信不通状態になってどうなるかと思ったけど、無事最後まで公開できてほんとに良かった。Cartoon Hangoverのケイドは依然としてSuperF*ckersはスルーしてるけど、まあいいや。
この作品、賛否はいろいろありそうだけど、純粋なエンターテイメントとしてスゴいよくできてるし面白かったと思う。
なんといっても毎回のようにある挿入歌がなんともノリがよくて良かった!いや、挿入歌に限らず音楽的な演出はどれも素晴らしかったけど、やっぱり歌のインパクトって大きいですよね。特に#05 "Dawn of Omnizod"はいい感じの歌が二つも入っていておトクな回でした。
Soundcloudあたりに歌だけ全部上がってないかなと思って調べてみると、他ならぬFred Seibertさんがいくつか上げてますね。あくまでデモバージョンですが。
- SuperF*ckers demos by Fred Seibert on SoundCloud - Hear the world’s sounds
- SuperF*ckers vocal demos by Fred Seibert on SoundCloud - Hear the world’s sounds
"Dawn of Omnizod"の歌"Marvelous Sandwiches"はこれ(歌はJames Kochalkaさん)。
歌といえば#07 "Cute Rump"のグロテッサの歌も良かったな。でもこの回はとにかくグロテッサとグロータスがかわいすぎて!
グロータスはグロテッサのペットで、ナマコみたいな謎の生き物。コミック版ではほんとに何考えてるかよく分からない、不気味な生き物って感じだったんだけど、アニメ版になった途端に表情が豊かになって、なんかすっごいかわいかったです。
しかし、ただ「かわいい」「笑える」で終わらないのがSuperF*ckers。
SuperF*ckersは全体的には単純なギャグ作品なんだけど、ところどころ過激というか衝撃的な展開に平然と持っていくあたりがスゴい。そのへんが、ユルいだけのギャグ作品にはない独特の迫力を醸し出していたし、だからこそ個々のエピソードが強烈に印象に残ったと思う。どんな話であれ、「驚き」のある展開って大事ですよね。
ただ、やっぱり全体を通してみるとちょっと尺が短すぎるなーと思えるところがいくつかあって残念でした。
例えば最終話でようやく登場したヴォーテクスの「タイム・ボトル」
このタイム・ボトルは(多分ヴォーテクスの能力で)過去の世界を封じ込めた特殊なカプセルで、こいつが割れると二つのタイムラインが混じり合って宇宙が崩壊するというヤバい代物なんですよね。で、ヴォーテクスは一日中、タイム・ボトルの中の過去の自分を眺めて過ごしていたりするのです。
このへんの話、コミック版だとだいぶ丁寧に描かれているんですよ。
コミック版だと、過去の世界に執着するヴォーテクスの姿が頻繁に登場していて、「こいつ過去に何があったんだろうな」と想像力をかきたてられる展開が非常に良かったんですが。アニメ版だと一連の流れを一話に圧縮してしまって、そういった味わいが無くなっちゃったかなー。
で、シーズン1終了で気になるのがシーズン2どうなるのかということですが。
Kochalka先生のTumblrを見ると、特にシーズン2の予定はなさそうですね。うーん、まあアレでシリーズ完!としてもそれはそれでSuperF*ckersらしい気も・・・
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