2013年1月19日土曜日

Total Drama Revenge of the Island 感想

今更ですがTotal Dramaシリーズの第4シーズン "Total Drama Revenge of the Island" (TDRI)を観終わりました。 正直言って、TDIやTDWTと比べるとちょっと盛り上がりに欠けたかなあ。

で、TDRIに参戦した新キャラ、ドーン(Dawn)ちゃんとビー(B)を描いてみた。TDRIのキャストは(ステイシー除いて)みんなそれなりにいい感じのキャラだったけど、個人的にはこの二人が一番好きですね。

ドーンはちょっと不気味さの漂うキャラなんだけど、動物と会話したり、他人のオーラを視てその人の思考や過去を読み取ったりする特殊能力の持ち主。

一方、ビーは無口というか全く喋らないキャラなんだけど、妙に手先が器用でそのへんにあるもので何でも作ってしまう能力の持ち主。

ビーはほんとに何も喋らないんで基本的に何考えてるか分からないんですが、ドーンだけはオーラを読み取ることでなんとなくビーの意志が分かるみたいなんですよね。 これ、ビーが喋らないんじゃなくて喋れない体質なのだとしたら、なかなかグッとくるシチュエーションだなあと。

なのでこの二人が組んだら相当強力なコンビだぞと思って楽しみに見てたんですが、かなり序盤で二人共脱落してしまって残念でした。

それはさておき、なんと言ってもTotal Dramaで重要なのは悪役の存在だと思うけど、TDRIでの主な悪役はジョー(Jo)とスコット(Scott)の二人でしたね。

ジョーはよくいるイジメっ子のジョックといった感じだけど、一応女の子というのがポイント。ステレオタイプ的にはこういうポジションって、だいたい大柄なアメフト男だと思うので、なんか新鮮です。gleeにこういう人が出てくるんでしたっけ、たしか。一方、スコットは見るからにガラの悪そうな奴ですね。

ジョーは悪役として身体能力は申し分なかったけど、ソーシャルスキルがなさすぎたのがちょっと物足りなかったかなあ。序盤から割と孤立してたので、最終局面に入ってくるとなかなか生き残るのがつらい。

一方、スコットは見かけによらず頭脳派というか、裏工作やサボタージュを得意とするタイプ。特に序盤はある意味大活躍してました。けど、基本的に単独行動を取ってたのでやっぱり終盤で孤立してたかな。

そういえば、ジョーとスコットに限らず、今シーズンは同盟や票集めを巡る駆け引きがあまりなかったような気がしました。その辺が、ちょっと盛り上がりに欠ける原因かもしれないなー。

マイク、ゾーイ、キャメロンで同盟を組むような気配はあったものの、他にはあんまりなかったんじゃないだろうか? それに、マイクたちの同盟はお互いの信頼関係の上に成り立っているものであって、それってちょっとTotal Dramaっぽくないと思うんですよね。

Total Dramaの同盟まわりの駆け引きでアツいのは、お互いに100%全く信用していない者同士が利害の一致だけを頼みに手を組むあたりにあると思うのですよ。 「いつ裏切るか分からない」ということを承知の上で同盟を結ぶ、あのヒリつくような緊張感が素晴らしい。 今考えると、旧キャストのダンカン、グウェン、ヘザー、アレハンドロあたりはその辺の立ち回りがうまかったなあ。

そういやTDRIには旧キャストが何人かゲスト出演してたけど、ヘザーも出てましたね。

"You are THE Heather?"とすっかり珍獣扱いされるヘザーさん。ついに髪型が初期のころに戻ったけど、TDWTの時のショートカットの方が似合ってたと思う。

しかしこのエピソード、ヘザーが出たおかげでスゴい面白かったなあ。

ただのゲスト出演だったはずが、クリスの飛行船を賞金100万ドルもろともハイジャックしてしまうヘザーさん。ここまでやるとは・・・

一時は脳筋系アメフト男・ライトニングに追い詰められるも・・・

サクッとライトニングを一蹴!

この、まるで手段を選ばない残忍なやり口。やっぱりヘザーを超える悪役はそうそう出ないだろうなあ。

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