2015年6月20日土曜日

Ben 10 / Penn Zero 雑談

これといって脈絡は無いですが、Ben 10とPenn Zeroについて雑談。 ・・・並べて書くと似てますね、こいつら。

先週、「Ben 10シリーズはまだ新作やるよ!」って発表がありましたが、僕はこないだようやく"Ben 10: Omniverse"を見終わりましたよ。 北米の放送ではあっという間に流しちゃったみたいだけど、話数としてはかなりありますよね、これ。

Ben 10: Omniverseは終盤に入っても良くも悪くもいつも通りというか、そこまで盛り上がることなく終わった感じするなあ。

終盤戦だと、アーク7の#62 Rook Talesが面白かったかな。

ルークの故郷での師匠、マスター・クンドー(Kundo)がルークの妹と弟を地球から連れて帰ろうとする話。

このマスター・クンドーがただの老害じじいと思いきや、なかなかシブくてカッコいいんすよ。

クンドーさんはルークの故郷の星に伝わる古武術"リヴォナ・カイ"の達人で、異星の科学技術が嫌いな保守主義者。

そんなクンドーさんが、オムニトリックスという最新鋭の科学技術で武装しまくったベンさんをことごとくぶっ飛ばすのが実に爽快! ベンさん、普段調子乗ってるからたまにこういう人がいたほうがいいよね。

で、オムニトリックスでも敵わないクンドーさん相手に、ルークが素手で戦いを挑むってのがまた燃える! 「スプリガン」っぽい。

と、この話は面白かったんだけど、アーク7, 8の本筋の話はちょっといまいちだったかなあ。

今回の敵、マルトゥルアント(Maltruant)さん。

もうこの人はただでさえ聞き取りのキツいくぐもった声なのに、クロノサピエンだけあって言ってることがややこしくてよく分かんないんですよね。 なんか終盤の話の流れはほとんど追えてなかった気がする。

マルトゥルアントの部下、エクソスカル(Exo-Skull)とサブドラ(Subdora)のでこぼこ夫婦もなー。 どう見ても雑魚キャラにしか見えないから緊迫感がないんですよね、こいつら。

もっと言うと、マルトゥルアント自身も、いくらクロノサピエンで時空を操る能力があるっていっても、 その分野に関しては「はいはいどーせパラドックス博士が何とかしてくれるよ」って見てる方は思っちゃうから、なんとも緊迫感がない。

せめてクライマックス手前でパラさんを殺すなり封印するなりしないといけなかったんじゃないだろか。 まああの人、殺したって死にそうにないけど。

お次はPenn Zeroについて。

この作品、相変わらずサシーはかわいくて、相変わらずストーリーはワンパターンな感じなんだけど、 リッペンサイドの話がちょっとずつ出てきていて、そのへんが面白いですね。

現実世界のリッペンは、ペンたちの学校の美術教師。 ちなみにリッペンのヘンチマンであるラリーはなんと校長先生らしい。

美術教師・リッペンはなんかもう、気に入らない生徒(ペン)と気に入らない上司(ラリー)に囲まれて、いかにもストレスたまってそうなんですよね。

リッペンはペンと同様パートタイムのヴィランなんだけど、なんとかアッチの世界で白星をあげてフルタイム・ヴィランに昇格したいみたい。 フルタイム(正社員)になるために病気を押して出勤しようとするこのシーンなんてもう、涙なしには見れないよ!

こんな感じで、リッペンはフルタイムになるためにいろいろ苦労してるんだなーって思うんだけど、 それに比べるとペンは大した苦労も訓練も努力もしてないのに毎回リッペンに勝ってるように見えるんだよなー。 だから最近はなんかペンがスゴいイヤなやつに見えてきてるんですよね。

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