こないだまたLittlest Pet Shopの新作コミックを読んだので簡単にご紹介でも。
LPSのコミックはちょうど一年くらい前に全5回のミニシリーズとして出てたんですが、 今回の"Spring Cleaning"はその特別編といった感じの、いわゆるone-shotです。 短編を含め4話構成で、通常版の2ヶ月分ですね。
LPSのコミックは実はひと通り読んだんですが、正直、結構当たりハズレがあるなあって思いました。 でも今回の話は今までで一番面白かった! LPSらしいというか、いかにもTV版本編でやりそうな話だったかな。
The Old Switcheroo
オーナーが出張で1週間留守にするということで、その間ペニーちゃん宅に預けられることになったペッパー。
それはいいんだけどペッパーがあまりにも図々しいもんだからペニーちゃんはすっかり参ってしまう、というお話。
ペッパーうぜえwww でもこのシチュエーション、いかにもLPSでありそうだなー。
この話ではペニーちゃんが普段住んでいる部屋が描かれているわけですが、なんか中国や東南アジアというよりアフリカや南米っぽいような・・・ こんな部屋だったっけなあ。
あと、上のコマでは"Mr. Pettus"という名前が出てますが、これがペニーちゃんのオーナーの名前ということでいいのかな? ペニーちゃんのオーナーは本編でも何回か姿を見せていたけど、あんまり細かい情報は明らかになってないんですよね。
そんなペニーちゃんの精神状態を描く妄想ファンタジー! これもLPS名物ですなあ。
しかしなんだろうこれ、シェアハウスをテーマにしたありがちな青春系シットコムのパロディかな? よく分からないけどシュールだww
で、さすがにギスギスした空気を感じ取ったペッパーはゾーイとミンカに相談するんだけど、
「もうちょっと"ペッパー"を控えめにしたら」というアドバイスをくれてやるゾーイさん。 あれ、こんな展開、なんか本編でもあったような・・・
一方そのころ、トカゲ用ペットフードのモニターをやることになったヴィニーは2種類の商品のどっちがおいしいかを吟味することに。
いやーこの話、何がスゴいって、ペッパーパートとヴィニーパートが一見関係なさそうでどこかでつながるのかなーって思って読み進めていくと、 結局最後まで1ミリも関係ないまま話が終わってしまうところですよ。 めちゃくちゃLPSっぽいじゃないか!!
Whatever You Say, Sunil
スニルがミンカに催眠術をかけて意のままに操る話。
って書くとヤバそうだけどちゃんとオチがつくので大丈夫です。 ラクガキみたいになったミンカが面白い。
Exclusive Taste
チンチラ姉妹、カシミヤとヴェルヴェットがLPS限定の商品を求めてやってくる話。 本編でも持て余し気味のチンチラ姉妹を出すとは!
この子たちは立ち位置が微妙なんですよね。たしかにビスキット姉妹に似てるけどビスキット姉妹ほど意地悪じゃないし。
The Spring Break Beach Bummer
ブライスがLPSのペットたちとトワンブリーさんと一緒にビーチ・パーティに行く話。 この話はまあ、どうってことなかったかな。
ところでこの話、元々ブライスは春休みを利用して「ダウンタウン大学ファッション・ウィーク・プログラム」というのに参加するつもりで応募していたんだけど、審査に落ちてヒマになったからビーチ・パーティに行くことになった、という話なんですよね。
他の短編でも大学からの合否通知を待つブライスの描写とかがあったりして、こういう大きな企画モノを最後に持ってくるあたりもLPSっぽいなーと。 しかし普段ファッション関係では無双なブライスさんが不合格とは珍しい。
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