2015年5月23日土曜日

Camp Weedonwantcha

ちょっと前からCamp WeedonwantchaというWebコミックを読んでるんですが、これがなかなか面白い!

"Camp Weedonwantcha"はサマーキャンプに暮らす子どもたちのサバイバル生活を描く作品で、作者はKatie Riceという方。 最近はAdam Wallanderという方も協力しているようですね。

主な登場人物はこんな感じ。

最近キャンプにやってきた少年、マラカイ(Malachi)。

マラカイはちょっとひ弱であまりサバイバルには向いてなさそうなんだけど、持ち前のズル賢さとジコチューっぷりでキャンプを生き抜く頭脳派ですね。

一見イジメられっ子に見えるんだけど、マラカイ実はスゴい性格悪いww どことなく、"Amazing World of Gumball"のガムボールっぽいような。 青いし。

たぶんマラカイより年下の女の子、セブンティーン(Seventeen)。

セブンティーンはちょっとおバカなところもあるんだけど、汚いのもグロいのも全然ヘーキなサバイバーって感じかな。 動物が大好き。

そして無口な大男、ブライアン(Brian)。

ブライアンは3人の中では一番キャンプ生活が長く、ほとんど喋らないのでいろいろ謎が多いんですよね。

キャンプでのブライアンはセブンティーンの保護者代わり。この二人がいいんすよねえ。

ちなみにブライアンは普段は優しいんだけど、怒るととんでもなくコワい・・・。 特にセブンティーンを傷つけるものを許さない。

といった感じで、ここまで見るとよくあるサマーキャンプモノなんですが、 "Camp Weedonwantcha"のポイントは、このキャンプが大人に捨てられた子どもたちのキャンプだということ。

キャンパーたちがここに捨てられた理由はそれぞれ違うんだけど、とにかくこのキャンプには大人が一人もいないので、 生活の全てを子どもだけでやらなければいけない。

また、普通のサマーキャンプだったら夏休みが終われば家に帰れるんだけど、Camp Weedonwantchaは迎えに来る大人もいないので完全にエンドレス! この終わりの見えないサバイバル生活がなんとも過酷なんですよね。

基本的に外界と隔絶しているこのキャンプで、唯一外の世界とつながっているのがこの「サプライデリバリー」。

たまーに、どこからともなく物資の入った箱が空から降ってくるということなんだけど、 キャンプではまともな食料を調達するのも難しいので、サプライデリバリーはサバイバル生活では超重要だったりする。

誰が送ってきているのか、どうやって送っているのか、それはまだまだ謎なんですが、 うーん、このへんの謎も最後まで読むと明らかになるんだろうか。

こんなハードな設定もある"Camp Weedonwantcha"なんだけど、エピソードの多くはコミカルな感じで、読みやすくて面白いです。 何より登場人物がみんな個性豊かで見てるだけで楽しい。

脇役で個人的に一番好きなのがこのスティーブン(茶髪の方)とスティーブ(小さい方)のコンビかなあ。

初期の頃からちょいちょい出てくるんだけど、お互いに見栄を張り合ってバカなことをやるのが定番ネタになってる感がたまらないww

色黒のタナーと料理担当のフレッドもよく見かけるコンビですね。

フレッドは食堂で食材の管理と調理を取り仕切っていて、キャンプではなにげに重要なポジションだったりする。

マウンテン・ライオン編ではタナーとマラカイが言い争うシーンもあったっけ。 こういう、普段絡まないキャラと絡むような話も面白いんだよなあ。

あとは、マラカイたちよりちょっと年上のおねーさん、パーディ(Purdy)とか。

パーディくらいの年齢に見えるキャンパーは他にも何人かいるんだけど、そういう子たちはどのくらい前からキャンプ生活をしているんだろう。 KNDみたいに、成人したらキャンプから出られる(出ないといけない)とかあるんだろうか。

こんな感じの"Camp Weedonwantcha"ですが、現時点での総ページ数は164ページなので、今のところグラフィックノベル1冊分くらいの量ですね。 更新は毎週火曜と金曜に1ページずつです。

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