Kaboom! Studiosから出ているコミック版Adventure Timeの単行本 5巻が届きました!
コミック版Adventure Timeのストーリーは時に本家を凌ぐほどの謎と冒険に満ちているんだけど、今回はわりと大人しめだったかな。
Adventure Me編
一人称視点で進むショートエピソード。
フィンとジェイクのもとにガムボール・ガーディアンを乗っ取ったアイス・キングが攻めてくるというお話。
話としてはどうってことないんだけど、作中に出てくるフィンとジェイク直筆の技リストが面白い。
本編でも登場したジェイク・スーツとフィン・スーツ!
未来編でジェイクが繰り出した分身技「フラクタル・グロブ・ジェイク」。
あとは「宇宙エレベータ・ジェイク」と「ノコギリ眼球ジェイク」とか。 なんだこれww
謎のガム・モンスター編
ツリー・ハウスで正体不明のガム状のモンスターに襲われたフィンとジェイク。 二人はそのことをプリンセス・バブルガムに知らせに行くが、既にキャンディ・キングダムはガム・モンスターに制圧されていたのだった!という話。
まあピンク色で、ガムで、モンスターと言えば誰が悪いかはだいたい予想がつくんですが・・・
一方、ガム・モンスターの襲撃にあったプリンセス・バブルガムとたまたま遊びに来ていたマーセリンは、地下の実験室に立てこもる。
結局のところ、このガム・モンスターはプリンセス・バブルガムがかつて自分のDNAを元に作ったキャンディ・ピープルなんだとか。 そうすると今回の話は本編のゴリアッドの話がベースになってる感じですね。
どうでもいいけど、バブルガムがガム・モンスターを作った時の回想シーンの描写が面白い。
バブルガムの回想シーンの描き方は起きた事を淡々とセリフで説明するという、なんとも味気のないものだということで、マーセリンがケチをつける。
その結果、バブルガムがナレーションを、マーセリンがセリフを担当することに。 なんだそれww
ナレーション(バブルガム)と会話する回想シーン中のバブルガム(マーセリン)。 ややこしいな、これ! 自由か!
回想シーンを描いているのに現実の会話も見事に成り立ってるっていうのが面白いなー。 回想シーンから現在のシーンに戻るときも徐々にフェードアウトするような感じになってる。
で、結局ガム・モンスターはどうしたかというと、
なんやかんやあって、レモングラブの協力を得てガム・モンスターを撃退することに。
レモングラブはコミック版では初めて本格的に出てきたけど、フキダシがレモンの形なんですね。
まあ、ここから先は意外と素直な展開だったかな。
ところで、このVol.5には#20 〜 #24までが収録されてるんですが、連載中の最新号は#32なんですね。 うーん、もうちょい早く出してくれないかなー。
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