2012年12月23日日曜日

Bravest Warriors vs. SuperF*ckers

「強襲!スーパーフ○ッカーズ!」みたいなノリを想像して描いてみた。

Bravest WarriorsとSuperF*ckersについてはこれまでにも何回か書いてますが、実際エピソードを何本か見たのでその感想でも。

あ、ちなみにこの2作品はYouTubeで放送中のWebシリーズです。

基本的にBravest Warriorsは(北米時間で)毎週木曜に、SuperF*ckersは毎週金曜に新エピソードが追加されます。が、ホリデーシーズン中は休みかもしれないですね。

まずBravest Warriorsについて。

この作品を見てて思うのは、とにかく話の展開が速い!っていうことですね。いろんなことがほとんど間をおかずに立て続けに起こるので、息をつく暇もないほど。

しかもSF的な要素が強いせいか、視聴者が全く理解できないようなことを作中の登場人物が当然のようにやってることが結構多いんですよね。

例えば#03 "Butter Lettuce"に登場した「ホロ・ジョーン」(Holo-John)。これって要するにホログラム投影機能付きのバスルームなんだろうけど、エピソードの後半まで見ないとそのへんのことが分からないんですよね。 なので初見だと前半部分の展開がいまいち不可解に思えてしまう。 注意深く見てればなんとなく想像はつくんですが、あれこれ考えているうちにもどんどん話が先に進んでしまうので、なかなかキツい。 まあ、逆に全てを丁寧に説明したら、それはそれで白けてしまうと思うので、バランスが難しいところなんですが。

そういった事情があるので、見ててかなり頭使うなーと思いました。ギャグも割とシュールな方向性のものが多いし。 エピソードによっては2回くらい見てようやく内容が飲み込めるものもあるかなあ。 もうちょっと話の流れに緩急をつけてくれるとついていきやすいんですけどね。

そういう意味では#06 "Lavarinth"は面白かったですね。

#02に登場した謎の老人「エモーション・ロード」(Emotion Lord)の正体は、実は184年後の未来から来たクリス自身だったのだ!という展開。

#02で初登場した時のエモーション・ロードはとにかくメチャクチャで、謎だらけの人物だったんだけど、ここでまがりなりにも正体が明らかになることでちょっと話が先に進んだ気がして良かったです。

ベスも気にしてたけど、未来のクリスは一体どうしてエモーション・ロードになったのか?なぜ未来からやってきたのか?そもそも何がしたいのか?あたりが気になるところですね。未来世界に謎が隠されているあたりも、Adventure Timeとかにはない展開で、なかなかイイ。

どうでもいいかもしれないけど、エモーション・ロードのコンシェルジュさんも気になる。かわいい。

さらに今回はブレイヴェスト・ウォリアースの秘密基地とクリスの部屋も登場。こんな感じで生活感のある描写が入ると、またぐっと親近感が沸いていいですね。

ところで、秘密基地は火星にあるんですね。火星には高層ビルが立ち並んでいるようだけど、市街地の様子なんかも描かれたりするんだろうか。ていうか、地球は?

で、お次はSuperF*ckersについて。

話の内容が分かりにくいこともあるBravest Warriorsとは対照的に、SuperF*ckersはどこまでも分かりやすくてそのへんが素晴らしいですね。

ギャグの内容もウ○コとかチ○コとか、ハッキリ言って小中学生レベルの下ネタなんで、英語なんか理解できなくてもボーッと見てれば普通に笑えます。下ネタは世界の共通語ですわ。

ただ、ギャグの中身はすげー低レベルなんだけど、作品を通じてベタな演出を丁寧に入れているあたりがスゴいと思うんですよね。

何かショッキングなことが起こったときの「ブワーン」っていう低音の効果音とか好きですね。他にも、いろんなシーンでBGMにはかなり気をつかってるように思えます。ヘタにシュール方面に走らずに、こういうベタで王道な演出をキッチリ入れてあるんで、誰が見ても素直に楽しめるクオリティなんじゃないかと思うんですよね。まあ、下ネタに抵抗がなければですが。

ただ、登場人物の紹介をするようなエピソードがあまりないので、コミック版を読んでないと分かりづらいところがあるかもしれないです。

#02 "Shitstorm, motherf*ckers"も、カイルとグロータスの立ち位置が分からないとちょっと話の内容が分かりづらいかなあ。

まあでも、このエピソードはシットストーム(Shitstorm)のインパクトが強すぎて、他はどうでもいいんですがwwww

シットストーム、スゴいキャラだよなあ。今年一番の衝撃だったかもしれない。

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