カナダアニメ"Sidekick"のヴァナ(上)と、Total Dramaシリーズのコートニー(下)。
この二人、姉妹か何かかと思えるほどよく似てると思ってたんですが、最近改めてTotal Dramaを見てみると結構違いがありますね。 どちらも負けず嫌いで高飛車な性格なのは共通してるんだけど、コートニーは口先ばかりでいまいち要領が悪い気がする。 一方、ヴァナは完全な武闘派で、口よりも先に手が出るタイプですね。
というわけで今回は久々にSidekickの話です。
左からトレバー、エリック、キティ、ヴァナ
"Sidekick"はスーパーヒーローやヴィラン達がたくさんいる世界を舞台に、サイドキック養成学校に通う子供たちのドタバタを描いたコメディ。 話の内容は毎回いい意味でも悪い意味でも下らなくて、気楽に楽しめる作品だと思ってます。
というか、この作品はそもそも話の内容とか結構どうでもいいんじゃないかと思うんですよね。
僕の中でのSidekickの楽しみどころを図にすると上のような感じ。前にも書いたけど、半分以上、ヴァナ目当てで見てます。
しかしそんなSidekickでギャグ要素以外に気になっているのが"マキシム・マンの謎"。
マキシム・マン(Maxum Man)というのはSidekickの世界の伝説的なスーパーヒーローのこと。 マキシム・マンは世界中の人々から頼りにされている存在なんだけど、ある日突然失踪してしまい、そのことを知るのは彼のサイドキックであるエリックと親友のトレバーのみ、というのがこの作品の基本設定なんですね。 マキシム・マン失踪が明るみに出ると大騒ぎになるので、エリックはそのことを何とか隠そうと奮闘するわけです。
当のマキシム・マンはこんな人。見ての通り、マッチョでヒロイックでサディスティックな人です。 ちなみにこれはマキシム・マンがサイドキック・アカデミーのために残した大量のビデオ教材のうちのワンシーン。
このマキシム・マンが一体今どこにいるのか? なぜ失踪したのか? ついでに言うとなぜ彼はエリックをサイドキックに選んだのか? あたりがこのSidekickの最大の謎で、気になってます。ただ、なかなかその謎に踏み込んでいかないところがこの作品の歯がゆいところなんですが。
とはいえ、マキシム・マンの謎の核心に迫れるかもしれない人物が不意に現れることもあるわけで。
例えば、マキシム・マンのビデオ教材にたびたび登場する当時のサイドキック「ゴリー・ジー・キッド (Golly Gee Kid)」。 実は彼は現在、サイドキック・アカデミーで用務員をやっていたりします。
もうすっかりおじいちゃんなんですね。サイドキック時代によほどマキシム・マンにいびられたのか、なんか負け犬根性がついてしまっているんですが。
こちらのスージーばあちゃんは引退したスーパーヒーローで、若いときにマキシム・マンと共に戦ったことがあるのだとか。
こうして見ると、マキシム・マンの過去を知る人物って、もうかなりの年になっているような。 マキシム・マンも現在はじいさんになっているのかな? それとも真のスーパーヒーローはいつまでも若いままということなのか。また新たな謎が生まれてしまった・・・。
ともかく、マキシム・マンに最も近いであろうゴリー・ジー・キッドがエリック達のそばにいるんだから、この人を起点になんとかして失踪の謎を追求していってほしいところです。そしたらこの作品ももっと盛り上がると思うんですよね。
2 コメント:
ヴァナだけで半分以上?ははは
自分は、やっぱり4人組のやりとりを見て楽しむ派。
キティのストーカーネタも好きだけど、トレバー&ヴァナって新鮮なペアーがけっこう好きかもー。
だから正直マキシム・マンが何処へ行ったのかっとかあんまり…かな。
あの人は確かある日を境に睡眠を断ってしまったりもしてるし、(ノクターンだかが出てくるエピソードで)、おそらく今でもビデオの中と容姿ほとんど変わってないんじゃないかな。
マキシム・マンの謎がもっと明るみに出てこれば、フツーなサイドキックたちによるアクション物とかに移行できると思うけど…
やっぱしSidekick は日常的なユルーいコメディが1番かなぁぁって。
(設定上かなり暗くって過酷な物語にもなれたりもするんだけどー)
まぁ、私はまだシーズン2を数話観ただけなので、あんまりシーズン2・3ってどうなってくかはわからないけど。
ただ、もっとマンディとか準レギュラーが欲しいー!
たしかに! トレバーはだいたいいつもエリックと一緒にいるから、たまにヴァナと二人でチームになってたりすると新鮮ですね。
やっぱり制作側もあんまりシリアスな展開に持っていこうとしないで、いつもの4人組の気楽なコメディをやっていく方針に見えますね。
それもアリだと思います。
準レギュラー格のキャラは少なめですよね。ゾックス以外のヴィランがほいほい使い捨てられているのがちょっと残念。ぜひマンディにがんばってもらいたいところです。
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