パールさんの手のアップはもう美しいを通り越してエロいと思う。 しかもこのシーン、よりによってローズさんの「剣の鞘」の話をしてるんですよ。アウトだこれ!
というわけで、先週の続きです。 今回もネタバレありです。
#38 The Testではスティーブンもクリスタル・ジェムも不安を抱えながらもなんとなくお茶を濁して終わったわけですが、 ペリドットが現れたことでどんどんそんなゴマカシが通じなくなってくるんですよね。
ホームワールド・ジェムのこと、「幼稚園」のこと、5000年前の戦争のこと。
今までパールさん達はスティーブンを心配させないように慎重に隠していたんだろうけど、 どんなに目を背けてもこういった不安要素がボロボロボロボロ目の前に現れてきてしまうこの感じ。
そんなこんなで、パールさんはもうローズさんがいなくて、自分が正しいのか間違っているのかも分からない様子だし。
アメジストさんに到っては実は精神的にギリギリの状態で戦っていた感じだし。
しかしそんなクリスタル・ジェムの都合とはお構いなしに、かつてない敵は確実にやってくる。
こんな状態でマトモに戦えるのかよ! ってなるんですが、ホームワールド・ジェムを迎え撃つ直前の#47 Political Powerがよかったですね。
作戦会議中のパールさんたち。
なまじ敵が来るまでに時間があるといろいろ不安になるよなあ。 しかも今回ある程度分かっているのは、ペリドットとあと一人以上のジェムが来るということと、敵は高度なテクノロジーを持っているということだけで、もうほとんど対策の打ちようがない。
とはいえ、パールさんはそんな不安をなるべくスティーブンに悟られないようにするんだけど・・・
ついにここでガーネットさんが"We're scared"って打ち明けるところがイイですね。
あのガーネットさんですら、未知の敵は怖い。 でも少なくとも今のガーネットさんたちは未知の恐怖から逃げているわけでも見ないふりをしているわけでもなく、立ち向かおうとしている。
うーん、ローズさんはこういう時にみんなの勇気を鼓舞して引っ張っていける人だったのかなあ。
なんてことを考えてこの回は終わるんですが。
この次のエピソード、#48 The Returnではいよいよホームワールド・ジェムが地球に来襲! そこにはペリドット率いる数百の軍勢が・・・!!
・・・って、あれ、たった3人?
しかもそのうち一人はラピス・ラズリだし。
ペリドットって、初登場の頃は部隊長か参謀クラスなのかと思ってたんだけど、今回の話見ると明らかに下っ端ですね、この人。
きっとホームワールドで地球の話をしてもほとんど誰も取り合ってくれなくて、たまたまローズのことを知っていたジャスパーが興味本位で付き合ってくれた、 て感じなんだろうなあ。
個人的には、悪そうなヤツをもう2, 3人連れてきてもよかったんじゃないかってちょっと思ったんですが、しかしこのジャスパーが素晴らしかった!
なんといってもデカい!強い!悪い!の三拍子揃ったどストレートな悪役! そうそうこーいうの待ってたんだよ!
武器がヘッドギアで技が基本、頭突きと体当たりというのもなんかイイですね。 これがモダンジェムのモダンな戦法だというのか!
このぐにゃりと歪んだ残忍な笑顔もたまんないな。ほんとにこんな人いたら絶対関わり合いになりたくないわ。 Steven Universeでここまで感情をムキ出しにする悪役って新鮮だなー。
というわけで今回の話、未知の敵を迎え撃つ不安を散々あおってきたわけだけど、 ジャスパーはほんと、その上げすぎたハードルを見事に越えてくる最高の悪役っぷりでした。
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