2014年1月4日土曜日

Paralyzed horse's log: January 4th, 2014

明けましておめでとうございます。

今年はちゃんと干支を描きました。"Bravest Warriors"の馬(Paralyzed Horse)とラルフ・ウォルド・ピクルチップス(Ralph Waldo Pickle Chips)です。

去年の10月からやっている"Bravest Warriors"のシーズン2。解釈に苦しむ難解な世界観と視聴者を豪快に置いてけぼりにする展開の速さは相変わらずなんだけど、ラルフが出てきたことでちょっと違ったテイストの話になってきた気がしますね。

この馬はベスが飼っている馬。どうやら名前はないみたい。

この馬はベスが6歳の時になぜか悟りを開き、宇宙の真理を知ってしまったらしい。そしてそのショックで全身が硬直し、それ以来ピクリとも動かなくなったのだとか。

うーん・・・、いや、いいんだけど。難解な設定だなあ。

で、ラルフの正体はベスの父親。

ベス達の両親は2年前にシースルー・ゾーン(See-Through Zone)という異次元空間に消えて行方不明だったんだけど、#13 "Aeon Worm"の回でベスがシースルー・ゾーンに入り、なんとか父親を救出することに成功したんですよね。

まあそれだけなら普通の展開なんだけど。

ちょっとコワいなと思ったのは、ラルフがシースルー・ゾーンで洗脳され、「イーオン・ワーム(Aeon Worm)」という怪物の狂信者になってしまっていたという点。そもそも「ラルフ」という名前もイーオン・ワームから与えられた名前らしい。

せっかく救出したんだけど、このままだと何をしでかすか分からないので、ベス達はラルフを独房に監禁することに。何気なくやってるけど、自分の父親を監禁するってなかなかハードな展開だよなあ。

ところで、イーオン・ワームとは何者なのか。

イーオン・ワームとは超巨大なイモムシ状の怪物。

上のシーンの右側で光ってるのが念力でパワーアップした馬。馬と比べるとイーオン・ワームがいかに巨大な怪物なのかよく分かります。これでも全然画面に入りきってないし。

シースルー・ゾーンにはかつてラルフ達のチーム「カレイジャス・バトラーズ(Courageous Battlers)」が倒した怪物たちが捕らえられていて、イーオン・ワームもそのうちの一つ。

そう考えると、シースルー・ゾーンって"Ben 10"におけるナルボイドみたいなものなのかもしれないな。倒した怪物を放り込んでおく便利な異次元空間って、定番のネタなんですかね。

しかしこの2年間ラルフが行方不明だったのは、ラルフ自身がイーオン・ワームの体内に捕らえられていたからのようだ。

イーオン・ワームの体内で、ラルフはワームが作り出す小さなイモムシのような生き物を食べていたらしい。

だが、これこそがワームの罠。

どうやらこの小さなイモムシを食べた者は少しずつ洗脳され、イーオン・ワームの狂信者となるようだ。

つまりイーオン・ワームは腹中に捕えた獲物をあえて餌付けして洗脳し、自分の味方に変えてしまうということ。

ここまで考えるとこのイーオン・ワーム、ゾッとするような怪物だなあ! なまじ、やり方にリアリティがあるのがコワい。実際、宿主の脳や神経系を支配して意のままに操ってしまう寄生虫やら菌類やらは実在するらしいし。

ということで、SFホラーな雰囲気が強くなってちょっと面白くなってきたBravest Warriors。ラルフが今後どう動くのか? ラルフ以外のカレイジャス・バトラーズはどこにいるのか?なかなか気になるところです。

それにしてもここまでの文章、「どうやら」とか「らしい」とかやたら多いんですが、それもこれも作中の描写からなんとなく推測しているからなんですよね。ほんとこの作品は難解。一つの話を2, 3回見ないと話が掴めないよ!

ところで、シーズン2にはもちろんラルフが絡まないエピソードもあるわけですが

ダニーをイジる話、多くね!?

いや、面白いからいいんだけど、あんまりしつこいのはちょっと。。

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