2013年11月23日土曜日

Cartoonstituteを見る (1)

"Uncle Grandpa"が始まったらやろうと思ってたCartoonstituteのレビュー、"Uncle Grandpa"が始まってからだいぶ経ってしまったけど、今週わりとヒマだったんでやりたいと思います。

"Cartoonstitute"は2008年から2010年にかけて北米Cartoon Networkがやっていたショート作品製作プログラム。製作された作品は多分TVで放送されることはなかったんだけど、2010年にCNのWebサイトで公開されたらしいですね。

ほんとは39本のショート作品が製作される予定だったんだけど、リーマンショックのゴタゴタで企画は打ち切りに。結局完成したのは14本だけになってしまったのだとか。

とはいえ、"Regular Show", "Secret Mountain Fort Awesome", "Uncle Grandpa"といった作品が"Cartoonstitute"から生まれているわけで、現在のCNの作品群に大変な貢献をしたんだろうなあと。

で、エピソードをいろいろ探したんですが、"YES", "Stockboys of The Apocalypse", "Baloobaloob's Fun Park", "The Borneos"は見つかりませんでした。うーん、もし見かけたら教えていただけると助かります。

Meddlen Meddows (by Chris Reccardi)

未開の星「メドレン・メドウズ」にやってきたセールスマンのバキュラスさんの話。

なんかこう、古典的カートゥーンのノリと演出って感じ。よく見るとバキュラスと他のエイリアンで絵の感じが違うあたりが面白いな。

クリエイターはベテランアーティストのChris Reccardiさん。いろいろやってる人だけど、個人的にはやっぱり"The Modifyers"のイメージが強いかな。 "Meddlen Meddows"も、特にブチキレた時の表情が"The Modifyers"っぽい。

Danger Planet (by Derek Drymon)

人間の赤ちゃんと一緒に荒野の惑星に不時着したアーケードゲーム・ロボットとフォークリフト・ロボットの話。

ロボット達のデコボコっぷりが面白い!なんとなく、お調子者のデブとボーッとしたノッポの定番コンビといった感じ。

SF的にエグい描写が結構あるあたりもイイですね。製造中止が決まった途端にロボットたちが容赦無く破壊されるところとか、赤ちゃんを食おうとするエイリアンのデザインとか。変身して人を欺く敵ってほんとタチ悪い。

Spleen Stab (by Mike Bell)

友達を作るために妖精さんの住む森「スパークル・フォレスト」にやってきたバーバリアンの話。

くっだらねえwww スプリーン・スタブの仲間の妖精さんがもう底なしのネアカで、いい味出してるなー。

このシーンがもう、くだらなさマックス!バーバリアンネタっていうこともあってどうしてもバーバリアン・デイブを思い出す。

The Awesome Chronicles of Manny and Khan (by Joey Giardina & Josh Lieberman)

小人のカーンとカモノハシのマニーがボールで遊ぶ、マジでただそれだけの話。

これもとんでもなくくだらないなwww 一体どうなっているんだ。。鼻とか足とかの線が突き抜けてるデザインなのが面白いけど、そんなのどうでもよくなる圧倒的なくだらなさ!

いやほんとこれ、バカ二人がただただバカやるだけの話なんだけど、こういうのがショート作品の醍醐味だなあ。シリーズでこういうのばかりやられるとさすがに胸焼けしそう。

Le Door (by Matt Danner)

冒険家のル・ドアとサイドキックのフランソワ、じゃなくてフランク君の話。

フランクかわいい。だいぶショタい。話はわりと、普通かな。

ル・ドアのドアには異次元空間を移動する力があるみたいだけど、あれ、これ最近別のショート作品で見たような。まあよくあるネタだけど。

というわけで、残りは来週やります。

0 コメント:

コメントを投稿