2013年10月26日土曜日

勝手にTDAS Aftermath

Total Drama Action(シーズン2)とTotal Drama World Tour(シーズン3)には数話おきに"Total Drama Aftermath"という振り返りエピソードがあったんですよね。 これ、1話丸ごと使う割にあんまり面白くなかったのでどちらかというと嫌いだったんだけど、なければないでちょっと寂しいかな、と。

Total Drama All Starsは#07 "Suckers Punched"まで見ました。全13話のはずなので、もう半分までいったんですね。早いなー。

というわけで、ちょっとここまでのTDASを振り返ってみましょうか。ネタバレありです。

#07終了時点のキャストメンバーの関係を整理してみるとこんな感じかな。今回、ダンカンを中心にするとうまくまとまりそう。

それにしても今回はダンカンにいろいろイタい行動があって、ちょっと残念なんですよねー。まあ面白いんだけども。

ヒーローチームに移籍してどんどん優しくなってしまうダンカン。いや、ダンカンが意外と小動物に優しいってのはシーズン1からあった話なんで、それはそれでいいんですよ。

ただ、ダンカン自身が自分の優しい一面をウジウジ気にするくだりが何ともらしくないなって思うんですよね。別にキャラがブレてるわけじゃないんだから堂々としてればいいのに。

さらに言うと今回のダンカン、シーズン開始当初からあからさまにグウェンとコートニーの二兎を追う姿勢が見え見えで、結果としてチャレンジに集中力を欠くわ、二人からは愛想を尽かされるわ、という展開になってるんだよなあ。 こんなカッコ悪いダンカンの姿はファンとしてはちょっと見たくないし、これまでダンカンに敗北してきたトレントやハロルドが見たらどう思うだろう、とか考えてしまうわけですよ。

まあ、でもダンカンがこんなんだから逆にコートニーとグウェンのギクシャクが解消されたわけで。にしても、殴り合って分かりあうとか、どこの番長だよww

そんなこんなで、シーズン2あたりからズルズル続いていた厄介な因縁がようやく解決ってことなのかな。 Total Dramaの人間関係って、かなりドロドロしたところまでいくこともあるけど、最終的にはそれなりに明るくまとまるから割と気楽に見てられるんですよね。 これがAdventure Timeだと変な風にこじれまくって取り返しのつかないことになるからツラい。

で、コートニーは今シーズンはスコットが気になる感じ? コートニーって、自分のことをホメてくれる人だったら誰でもいいんじゃないだろか。でもそういう乗せられやすいあたりがイイんだよな、この子。

コートニーは平常運行だと思うけど、スコットは本気でコートニーが好きなのかなー。 個人的にはスコットはヘザーやアレハンドロとは違うタイプのダーティプレイヤーだと思ってるので、ここ最近のスコットは素直すぎて逆に不気味。

一方、シーズン前半にして早くも宿敵・ヘザーを葬ったアレハンドロ。

上の関係図を見ても分かるけど、今回、アレハンドロはまだそんなに目立った動きはしてないですね。 多分それも作戦のうちで、まだこの時点では目立たないようにした方が生き残れやすいと考えてるんでしょうね。 アルが自分でヘマをすることはまずないし。

#07ではアレハンドロの兄貴、ホゼが登場! Total Drama World Tourの頃からちょいちょい話題に出てきてはいたものの、まさかホントに出てしまうとはwww

いやーこうして見るとそっくりだわ、この兄弟。

アレハンドロはシリーズ通じてほぼ最強のプレイヤーなんだけど、ホゼはそんなアルをも超える実力者なんだとか。 アルも家庭ではいろいろ大変な思いをしてきたんだなあと思うと、アルに対するイメージも変わってきますね。

そして、ついにマイクの人格を封印し、肉体を乗っとることに成功した邪悪な人格、マル。 今シーズンの悪役はこいつなのかな?

Total Dramaの醍醐味はなんといってもキャストメンバーの中にいる「悪」が最終的に壮絶に滅びるところにあると思ってるんですが、そのためには強烈な悪役が不可欠。 もう悪役のデキの良さでシーズン全体のクオリティが7割方決まってしまうんじゃないかと思ってます。

そういった観点で見ると、マルって悪役としてどうなんだろう。 いまのところ、マルは正体を隠して悪事を働いているし、Total Dramaのチャレンジともあまり関係なく動いているように見える。

あんまり裏でこそこそ動かれると、他のメンバーとの交流がなくなって、ドラマとして物足りなくなりそうなんですよね。 例えばアレハンドロなんかは、なんていうか自分の手札のうち見せるカードと隠すカードをうまく使い分けるようなところがあって、そういった駆け引きが非常にアツい。 マルは今のところ駆け引きとか関係なさそうなイメージですよね。

まあ、チャレンジそのものとあまり関係ない悪役ってのはこれまでにないパターンなので、これはこれで斬新な面白さにつながるかもしれない。やはりここはマルの正体を知るダンカンに頑張ってもらいたいところだけど、どうなるんだろうなあ。

で、ゾーイは今シーズンでもマイクの周りでオロオロする立ち位置なのかな。うーん、それ前シーズンでやったよなあ。。

と、まあ、いろいろ文句も言ってしまいましたが、TDAS、ここまで見てきてなかなか面白いですね。 なにより、「全く何も起こらなくて停滞する話」がないのがイイ。 毎回、何かしら話に進展があるので飽きずに最後まで見れそうです。

2 コメント:

Nicol さんのコメント...

わぁ、メンバーの関係図良いな…! アルの蚊帳の外みたいな表情が特に好きです。

個人的には、ヴィランとヒーローの間で揺れるダンカンがなんだか可愛くって良いなって思ったりも。
でも、確かに今までのファンからすると「カッコ良くないダンカン」もけっこう目立つかもしれないですねー。

バッククォート さんのコメント...

アルいいですよね。 この自信と余裕に満ち溢れている表情、大好きです。

あー、なるほど。 こういうダンカンの姿がむしろかわいかったりするわけですか。
今回のダンカンはこれまで見せなかった表情を見せたりするのでなかなか新鮮ですよね。

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