ヒロインを抱えて飛び回ることこそヒーローのロマン。
でも作中では抱きかかえるようなシーンはあんまりなかったかなー。
というわけで、El Tigre完食です。いやー、面白かった。
El Tigreを通しで観るのは初見の時以来、2回目です。ただ、エピソードによっては今回含めて4〜5回くらい観たものもあるんですが、それでもやっぱり何度観ても面白いと思う。 アクションとギャグの絶妙なバランス、アクションシーンの圧倒的なスピード感、そして暑苦しいほどのメキシカンな演出あたりは、この作品でしか味わえないものがあったと思います。
El TigreはDanny Phantomなどと同様、途中で打ち切られた作品なんですが、打ち切りっぽさというか、いかにも残念な終わり方ではなかったのは良かったです。 まあ基本はオムニバスのギャグ作品なので、被害は最小限だったというところでしょうか。
それでも「もし打ち切りにならなかったらこんなエピソードがあったらしい」系の噂はちょいちょい目にしますね。 例えば、ジャンゴが再登場するだとか、チェがエル・ティグレのベルトを手に入れるとか、サルタナとマニーのじいちゃんの息子(?)が出るとか、 マリアさんの妹だか姉だかが出て、しかもあのグローブの右手側を持っているだとか。 どこまで本当なのかはよく分かりませんが、ジャンゴのエピソードはもうちょっと観てみたかったとは思います。
El Tigreは、個々のギャグやアクションだけでも十分に見応えがある作品ですが、それに加えてブラック・クエルヴォとタイタニアム・タイタンという、因縁の深いヴィランが縦軸の役割を果たしていたのが良かったですね。 この二人の因縁が、ある程度決着つくところまで描かれているので、観ている側もすっきりした気分になれたと思います。
ただ個人的にはヒーロー側に因縁の敵キャラがいるとヴィランとしてのマニーが際立ったかなーと思うんですけどね。それだと話が深刻になっちゃうかなあ。
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