(たぶん)日本一わかりやすいMighty Magiswords人物相関図。
北米Cartoon Networkで結構前からやってる"Mighty Magiswords"、今更ながら一通り見てみたんですが、面白いなコレ! 思っていたよりもずっと世界観が奥深くてしっかりしてるし、登場人物もキャラの濃い連中が揃っていていいですね。
"Mighty Magiswords"は冒険家姉弟"Warriors for Hire"の冒険と日常を描いたコメディ作品で、クリエイターはKyle A. Carrozzaさん。 元々スマホアプリやYouTube向け作品だったんだけど、2016年10月からは1話11分のTV放送版もやってます。 いくつかのショートエピソードはYouTubeの公式チャネルで見れますね。
"Warriors for Hire"のプロハイヤス(Prohyas, 弟)とヴァンバー(Vambre, 姉)。 この姉弟、冒険家(adventurer)とか戦士(warrior)とか言ってるけど、カネのためならだいたい何でもやるので実際は便利屋みたいなもんかな。
こいつらが手に持ってるのが作品名にもなってる「マジソード」(magisword)。 剣のような形をしてるんだけど、剣として使うものはほとんどなくて、いろんな魔法のパワーを持った便利アイテムって感じですね。
このマジソードがまた作中に大量に出てくるわけでして。
トマト・マジソード、ドルフィン・マジソード、ペンシル・マジソード、アコーディオン・マジソード、カエルミサイル・マジソード・・・ まだまだある!
大量に出てくるんだけど使い捨てにされている感じはなくて、大抵のマジソードは頻繁に再登場するのがイイですね。
ちょっと見てると、ヴァンバーとプロハイヤスが持つマジソードのリストがなんとなく分かってくるし、二人のマジソードの好き嫌いも分かってくる。 さらに見ると、「この状況ならあのマジソードが役に立ちそうだな」とか思いつくようになってくるし、自分の推しマジソードが出るとなんか嬉しくなってくる。 "Ben 10"のオムニトリックスとか「妖怪ウォッチ」の妖怪メダルっぽいイメージだけど、マジソード自体に愛着が出てくるんだよなあ。
原理はよく分からないけど生きているマジソードも出てきます。 ゾンビ・パンプキン・マジソードとドルフィン・マジソードかわいい。
ただ、"Mighty Magiswords"はショート、ゲーム、TV版と多角経営してるせいで、TV版だけ見ててもついていけない時があるのがキツいですね。 ヒドい時はショートをちゃんと追いかけているはずなのによく分からない時がある。
例えばこのウサギ剣士 ホッパス(Hoppus)は初期のエピソードからちょいちょい出てくるんだけど、 本来の初登場エピソードは比較的最近のショート"The Saddest Little Bunny"。 時系列がめちゃくちゃなんだよなー。
TV版のエピソード"Felonious Prose"では本屋のノヴィル(Noville)さんがなぜかスイス・ネイビー・マジソードのトレーニングを受ける場面が出てくるけど、 その経緯がショートエピソード"Bookish"で描かれていたり。 ムズすぎるだろ!
とはいえ、難しいからこそ頑張って追いかけたくなるのが人の性でありまして。 そう考えると、あえてこうして追いかけるのを難しくしてアプリとかをダウンロードさせる戦略なのかもしれない。
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