北米CNでは実は1月半ばから継続している"Clarence"。 シーズンの切れ目がよく分からないけど、今はシーズン2に入ってるのかな?
今年に入ってからのエピソードではシュープ先生の出る話が割とよくあったので、今回はそのへんをざっと振り返ってみます。 シュープ先生、#41 "Lil' Buddy"ではかなりヒドい先生として描かれたけど、ここ最近すっかり悪役ぶりが板についてきたような。
#53 Lost Playground
休み時間に校庭の遊具で遊んでいたクレアランスとスモーは、少し無茶をやって友達を怪我させてしまう。 怪我をした子の父親が怒鳴りこんできたこともあり、シュープ先生は遊具を撤去してしまう、という話。
遊具で子どもが怪我する事件は日本でもあったっけ。最近あまり聞かないけど。
ちなみに今回ケガをしたのは、ほっぺた少年キャムデン(Camden)。
このほっぺた親子、#45 "Where the Wild Chads Are"では強烈なインパクトを残していたけど、ここ最近なんか出番多いような。。 ていうかクレアランスと同じクラスだったの?
で、キャムデンが怪我をしたことから遊具を捨ててしまうシュープ先生。 まー、今回はモンスターペアレントが原因な気もするけど。
本心はどうあれ、シュープ先生は建前上は「子どもたちのため」ということで遊具を捨てているわけですよね。 前にもあったけど、なんかこう、大人が子どもを傷つけるありがちな瞬間を丁寧に描いてるよなあ。
そしてそんな逆境にあっても、子どもたちが心折れずに知恵を絞って楽しもうとする感じがなんともたくましくてイイ!
#55 Freedom Cactus
クレアランスがふとした思いつきで描いた新聞漫画が、子どもたちのツボにはまり大ブームに。 しかしこの漫画は有害だと考えたシュープ先生は、これを中止させるために一計を案じ・・・ という話。
クレアランスが描いた漫画はこういうの。
く、くだらないwww でも子どもってオナラとか大好きですよねー。
一方、この漫画が流行るのをよしとしないシュープ先生。
とはいえ、シュープ先生も本気で漫画が有害だと考えてるわけじゃなくて、またモンスターペアレントが殴りこんでくるのが面倒なだけっぽいですね。
しかしこういう大人の力関係というか、しがらみのしわ寄せが子どもたちの方に押し寄せるのがなんともなあ。 悲しいけど、実にリアル。
それはそうと、キンビーちゃんマジ天使。
#62 Field Trippin'
社会科見学に行く途中でバスを乗り違えてしまったクレアランス。 よその学校にたどり着いたクレアランスは、ジミーという転校生のふりをして新生活を満喫するが・・・ という話。
クレアランスが間違えて訪れたのがここ、西アバデール小学校(West Aberdale Elementary)。
西小は制服なんですね。私立かな? アバ小に比べるとちょっとだけお金ありそう。
そんな新しい学校でもあっという間に人気者になってしまうクレアランスはさすがだなあ。
上の画だけ見るといじめられているようにしか見えないけど、違いますからねコレ。 ていうかこれ、何やってるんだwww
一方こちらはクレアランスに立場を奪われたジミー君(本物)。
ジミー君は家庭の事情で転校が多く、いつしか友達を作るのも億劫になってしまったのだとか。 これも王道の設定で、イイな。
で、そうこうしてるうちに西小のロフトン校長に正体がバレてしまうクレアランス。
そんな絶体絶命のピンチに、真っ赤なオープンカーでシュープ先生が駆けつける!!
シュープ先生カッコいいじゃねーか・・・ 今までの悪いイメージを取り返してきたなー。 ロフトン校長とは浅からぬ因縁がありそう。
シュープ先生の出る話は面白いなあ。 どの話も基本的に明るい話だけどちょっとした悲しみも含まれていて、実際にあってもおかしくなさそうなリアリティがあるんだけど、それでいて夢のある話になってるところがスゴい。
0 コメント:
コメントを投稿