ゾーイの素晴らしい前フリ芸が見られるエピソードはまだありますよ! ということで、先週の続きです。
ゾーイの前フリといえばやはり外せないのが#44 "Grounded"! こっちの話はなんか芸の基本をバッチリ押さえてるもんで、見ていて気持ちがいいくらいで。
トワンブリーさんがいつもの唐突な思いつきで買ってきたDNA鑑定キットでゾーイとミンカのDNAを調べたところ、 ゾーイが実は雑種であることが明らかになってしまう、というお話。
この話は、なんていうかもうアバンからゾーイが前フリをフリまくっていてですね。
DNA鑑定と聞いて自分の血統の良さをアピールしまくるゾーイ。
血統とかよく分かってないミンカ相手なところがイイな。 何を言ってものれんに腕押しなんですよね。 こんな感じでゾーイが空回りする話はいつも面白い。
ご先祖様の回想、というか妄想シーンなんかもたっぷり使って血統をアピールするゾーイ。 丁寧な前フリだなあww
で、これだけ前フリを重ねた上で鑑定結果が出るわけですが。
まず、ミンカは実は「ミンキー」という超希少種であるという結果に。
このシーンでゾーイの表情がサッと険しくなるところがイイですね。
そして追い打ちをかけるように「ゾーイは雑種」という衝撃の結果が発表される!
あまりのショックで放心状態のゾーイと、何が起きたのかあんまりよく分かってないミンカ。 いやー、ゾーイ、キミいいリアクションするねえ!
で、ここから一瞬ブライスパートに移るわけですが・・・
ちょっと目を離したスキにゾーイがこんなことに。
荒むの速すぎるだろwww いつも服なんて着てないのにどうしてわざわざスウェットパンツ履くんだよ!!
で、なんやかんやあって最終的に開き直ることにしたゾーイは・・・
なんかすっごいケバい感じに! ガムくっちゃくっちゃさせるところとか、ガラ悪いな!
このゾーイはなんか元ネタがあるんですかねえ。 自分はTotal Dramaのアン・マリアみたいだと思ったんですが。
化粧のケバさとか、喋り方とか、ほんとよく似てる。
アン・マリアの元ネタはSnookiという実在のタレントらしいけど、 もしかするとこのゾーイの元ネタもその人なのかも。
ところでこの話、ちょっとうがった見方をすると、だいぶ人種差別的とも取れる話のような気がして、よく放送できたなーと思うんですよね。
雑種として開き直ったゾーイがあえてアン・マリアみたいになるっていうのをギャグとしてやってるわけで、 それってオイ、混血をバカにしてんのかって怒り出す人たちもいるんじゃないかなあと。
まあ最後まで見ればそういう話ではないってことは分かるんでいいと思うんですが、アメリカでやるには結構挑戦的な内容なんじゃないかなーと思いました。
ちなみにこの話のブライスパートは、突然パイロットをクビになったロジャーがビスキット姉妹の運転手として再就職するという、これまたメチャクチャな話。
ロックオペラなミュージカルパートもいいですね。
ビスキット姉妹って天然だからわりとコロっと考え方が変わったりするんだよな。 ロジャーはこっちの仕事の方が向いてるんじゃないだろか。
そういや、シーズン2ラストではビスキット姉妹の執事のじいさん(フランソワさん)がクビになるという大事件があったんですが、 もしかしてシーズン3では代わりの執事が登場するのかな?
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